「やせ馬の先細り」のいさめ
Date:2014-01-02(Thr)

新しい年を迎えると、身も心も引き締まってくる。気持ちの切り替えも新たな決意も、正月ならではである。 初詣に行くとお守り、おみくじに人が群がっている。期待と不安が入り交じっている。

地方それぞれで「再生」が問われる。昨年、日本の人口減少は24万2千人の減少。福井市が丸々、なくなる減少だが、率にし0.2%減少。ところがこの嶺南地域は千人で0.7%、敦賀市も400人減少で0.58%減少。日本全体にくらべ2倍から3倍の人口減少となっている。

過去の実績を調べてもこれほど進んだことはない。要因は重なるが、残念ながら、原子力発電所の長期停止が明らかに影響している。政治的にも、昨年の苦悩は続くが、要因をしっかりと受け止め、冷静に対処していかなければならない。

安全が確認できた原発を着実に再稼働させなければならない。気がかりなのは、原子力規制委員会の破砕帯や再稼働の審査が遅れていることだ。エネルギー自給率の低い日本が今後、どう電力を確保していくかは、国家戦略にも直結する。 

安倍政権は1月中に閣議決定するエネルギー基本計画で、原子力発電を「重要なベース電源」と位置づけ、民主党政権の無責任な「原発ゼロ」路線と決別し、新増設に含みを残した点は私も評価したい。だが、まだまだ道のりは遠い。

NHKの朝の連続ドラマでは大みそかに赤ちゃんが生まれ、幸せな新年を迎えた。時代は関東大震災直後。福を招くよう「ふ久(く)」と名付けられた。

現代も、大震災、福島の事故後の生活、景気、高齢化と過疎、増税…。先行きは心もとない。今年は午年。せめて馬にあやかり、希望に向かって駆け抜けたいものだ歴史の大河と比べたらささやかな「一年の計」の始まりだが、流されやすいのが人の常。

私もその一人だが、中国の苦言か、「やせ馬の先走り」をいさめ、倦まずたゆまずの姿勢が道を開くとか。
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