都知事選挙から目が離せない‥‥。
Date:2014-01-16(Thr)

都知事選挙の顔ぶれがそろった。私は細川氏が政権をとった頃、敦賀から東京に居を移した。当時の細川氏の印象は鮮烈だった。腐敗が続く自民党に変わって、一極集中排除と分権を訴えての政権交代だった。ただ、ほとんど成果もないまま、わずか9ヶ月の政権にはがっかりした。

今度はどんな首都づくりを公約にするのか注目したいが「脱原発」は違和感が残る。大阪で「脱原発」と公約して、この嶺南地域が否定されているに等しいからだ。

政界引退から16年。陶芸家になり京都の別荘などNHKの番組で久しぶりに歴史文化談を寄せていたばかりだ。猪瀬前知事の突然辞任で時間がなく「昔の名前で出ています」ではないが、昔の名前ばかりになって6年後の五輪に不安も覚えるは私だけでないはず。

それも首都東京で「脱原発」のシングルイシュでいいのか疑問が残る。昨日、政府が、東電の経営再建を目指す新たな「総合特別事業計画」を認定した。

新計画は柏崎刈羽原子力発電所の7基のうち4基を14年度中に再稼働することを前提とした。原子力発電所1基の稼働で火力発電の燃料費が1000億円以上減り、1000億円規模の黒字を確保できる見込みであり、経営が軌道に乗れば、国は保有する東電株を30年代前半までにすべて売却し、売却益を除染費用に充てる方針だ。 

ところが、これは、福井県と違って、新潟県の泉田裕彦知事が柏崎刈羽の再稼働について「福島の事故検証が先」と、否定的な姿勢を崩していないとの昨日の報道。

柏崎刈羽は首都圏の電力供給を担う重要電源だ。東京都都知事は、地域経済と住民生活の安定を図るため、再稼働への理解を泉田知事らに求める立場が、都知事選挙優先か、これも疑問だらけだ。

電力安定供給の回復や汚染水対策など重要課題を抱えるだけに経営の安定と人材確保が、今、一番大事なはずだ。リストラにより多くの優秀な若者が東電を去っている。

この議論が棚上げのままの都知事選挙、そして電力の自由化や分社化が進みつつある。私には、関東、東京の課題と高みの見物ではすまされないと思う。首都圏に電気を送る原電の東海第二発電所とも密接に関係するからでもある。
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