市立看護大学の開学に伴う期待と覚悟
Date:2014-02-19(Wed)
日本の期待、2020年東京五輪まで6年。震災復興や経済、外交など課題は多いものの、平和と繁栄、日々のささやかな幸福の意味をかみしめたい。

そんな映画が、山田洋次監督の映画「小さいおうち」だ。戦争中の市民生活を知る最後の世代として今の観客に見せたい、という監督の思いが伝わる。

私の母が生まれたのが大正3年、東京に板野で関東大震災を経験し、昭和の時代は四国で過ごし、同じように戦争中の市民生活をよく語っていた。それだけに、平和がなによりも大事だということを肝に命じたい。

出演した「黒木はる」さんがベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)に輝いた。受賞時の和服姿とはにかむ姿がいい。

演じた役は、昭和初期から終戦にかけて東京郊外の家に奉公したタキ。映画には、タキの奉公先の主人が五輪への期待を語る場面が出てくる。1940年の東京開催が決まったが日中戦争の影響で返上した。

敦賀も原子力発電所の長期停止という大きな課題がある一方、今年の舞鶴若狹自動車道の開通、北陸新幹線の12年後の敦賀延伸という期待はいい。また、敦賀市立看護大学の開学、これもひとつの期待だ。

一般入試定員35人に対し1005人の志願、28、7倍。その内福井県内が142人。敦賀市内は約一割とか。当初としては嬉しい悲鳴だ。

ただ、学生がそろう2017年度に大学運営費用が当初の4億1千万円 から4億9千万に円になり、一般会計からの持ち出しが3億円から3億5千万円とはね上がった。一方で、国から大学生一人あたり200万円で定員200人で、4億円の交付税が見込め、敦賀市としては5千万円の増収となる。

今、看護大学、看護学部の倍率はどこも高い。そのためか、都会、地方とも看護学科が乱立、また、地元への定着率と期待と不安がつきまとう船出だ。立ち上げた以上は、最後まで、財政面だけでなく学生を大事にする雰囲気など最後まで面倒をみる 市民としての覚悟が必要となる。期待が現実となったときほど、難しい時間が大事だ。
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