自立にむけた胎動
Date:2014-03-07(Fri)

敦賀高校をはじめ県立高校の一般入試が、昨日から始まり、約5000人の受験生が初日の試験。ことしの県立高校の一般入試は、全日制と定時制のあわせて27校に約5千人。昔々、母が高校受験に行くときに、めずらしく玄関先まで見送ってくれたことをみょうに覚えている。

先日、宮城県の東北大の入試で起きた珍事には少し驚いた。初日の1時間目。豪雨でも大雪でもなかったのに、なぜか開始時間が30分繰り下げられた。

原因は、仙台駅とキャンパスをピストン輸送で結ぶバスに、同伴のお父さんやお母さんがどんどん乗り込んだため、肝心の受験生が大勢積み残され、遅刻してしまったとか。どう表現していいのか、親離れ、子離れできない現象、これも世相か。

高校の卒業式、大学受験と、3月はいずれにしても「自立」「巣立ち」の季節。

ところで、昨日、4月に開学する市立看護大の評価委員会を設置し初会合を開き、大学院や助産師課程設置の検討を盛り込んだ設立後6年間の中期目標案を示した。開学にむけて、作業が進む。

評価委員会は地方独立行政法人法で設置が義務付けられており、市が策定する中期目標に対し意見したり、大学の業務実績評価などを行う大事な組織だ。

12月議会で条例化され、大学の自立性を評価する機関でもあ
る。中期目標は「教育研究の質の向上」と「大学運営」の2本立。

まずは、市民の大学である以上は、研究し成果を地域に還元するための災害看護研究センターと地域在宅ケア研究センターの設置は、早急に整備して頂きたい課題だ。敦賀市をはじめとする嶺南地域への就職促進も当然と言えば当然だ。

また、市立でも独立法人である以上経営があっての大学運営。敦賀短大が幕を閉じたのも、これが最大の要因。経費を検証し大学院を含め助産師課程の設置を検討するとしている、これも大事だが、まずは、自立できる環境整備から始めることが大事だと思う。

いずれにしても看護大学は研修など忙しく、外部との関係がとりにくいとされるが、市立である以上、市民との結びつきや還元が大事な要素となる。福井大学附属国際原子力工学研究所と二つ、アカデミックな組織が敦賀にできた。市民との関わりを温かく見守りたい。
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