FC2ブログ
時代の曲がり角・・・知恵と工夫が必要なことは確かだ。
Date:2008-07-26(Sat)

昨日は、9回目のサマーフェスティバル。敦賀港100周年を祝う港博の翌年から始まり、はや9年目。来年で10回目を迎える。昨日はオープニングセレモニーで、敦賀市のキャラクターの認証が行われた。「ツヌが君」と「ヨッシー」(大谷吉継)など、敦賀をアピールするキャラクター。彦根市の「彦にゃん」との対抗意識も微笑ましい。

NHK福井で、福井県信用保証協会が、中小企業の経営の支援に今年5月、県内の中小企業、2000社対象にアンケート結果が報道された。「原材料価格の高騰が続き、県内の中小企業の景気判断が悪化」とうもの。要因は、「受注の減少」61.2%「コスト高」57.1%など、原材料価格の高騰の影響を反映する結果と、急速に県内も景気が悪くなっている。敦賀市も同じ傾向を強く感じるようになった。

何度か提起しているが、人口減少(少子高齢化)、原油高、物価高など、これまで経験しなかった時代への突入を感じる。少子高齢化は、根が深い。来春に迫った介護保険制度の見直しをめぐる議論が活発になってきた。ただ、介護関係者や家族の間では、社会保障費抑制という大きな流れにのみ込まれ、介護サービス切り下げが進むのではないかとの懸念が強いのも事実だ。

私の両親、特に父親が介護状態になった80年代は高齢者数もそれほどではなく、90年代のゴールドプラン(高齢者保健福祉推進十カ年計画)も寝たきり高齢者に重点を置いていた。ところが、女房の父親もそうだが、現在は認知症の人の介護や処遇が大きな課題になっており、高齢化が進めば、さらに深刻になっていくことは間違いないだろう。

これまでの制度見直しで介護度が軽い人へのサービス切り下げ、介護従事者の待遇悪化が進んだ。負担増は避けたいが、認知症の人に限らず、必要な介護サービスが受けられなくなる傾向にはかわりがない。財政の要請と現場のきしみに挟まれ、介護保険制度は転換点、曲がり角に立っていることも疑いがない。

ある試算で、要介護度「2」以下の人を介護保険制度の対象から外せば、年間に約二兆円削減できるという資料が公然と配られ、現場では、今の認定システムでは、認知症の人の介護度が低くなる傾向があるといわれ、認知症の人を事実上除外することは、制度の存在意義そのものをなくすものでもある。

ここ数年、年金、介護、医療など社会保障の問題点が、あぶりだされるように明らかになっているが、現場の最前線の敦賀でも、実態は何も変わらない。国が悪いだけではすまされない時代でもある。景気も財政も、我慢すべきは我慢すべきだが、必要なところに財源が確保できるようにするのが、議会の役目でもある。難しい時代では済まされない知恵と工夫が必要な時代だ。

彦根市の「ひこにゃん」は、彦根城400年祭に登場したが、その売り込みとPRには、近江商人の貪欲な戦略があって、全国区になった。対抗意識だけでは、勝てない。知恵と工夫の時代だ・・・。
スポンサーサイト



【2008/07/26】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |