「さまざまの事思ひ出す桜かな」(芭蕉)
Date:2014-03-30(Sun)

明日で3月も終わる。彼岸が過ぎたら、ぽかぽか陽気が続き、一気に春めいてきた。桜前線もどんどん北上している。

笙の川沿いのソメイヨシノも咲き始めた。金ヶ崎宮の桜も咲き始めた。桜の花の美しさは、心がウキウキするから不思議だ。

花とともに胸に刻まれると、花とともに記憶がよみがえる。小中高大学の入学式、息子が生まれた市立敦賀病院、知事選、県議選と、記憶に残るから不思議だ。

桜もそんな忘れ難い物語を数多く紡いでくれる。昨夜は水戸の生徒を引率してきた団長らと、東洋紡のクラブハウスで懇親会。このクラブハウス前、木の芽川沿いの桜も咲き始めた。

桜と各地方は、それぞれに思い出を、今後も刻み続けるだろう。

ところで、刻むと言えば、地価は正直にその実情を伝える。都会と地方、県庁所在地と敦賀市、ようやく下げ止まりはじめたが、格差はそのままだ。

敦賀市など地方都市は今後、人口減少と高齢化に伴う住宅需要の低下で空き家が急増するという構造的な問題が深刻化する恐れがある。

地価の下落は、地方自治体の重要な収入である固定資産税収の減少にもつながる。地価の安定化は行政面でも大きな課題となる。

地価は人が集まり、活動することで上昇する。地方圏でも、医療や福祉、教育といった公共施設、商業施設や居住空間を中心部にまとめるコンパクトシティーの整備に取り組み、地価の下落幅が縮小する地点が出てきた。

子育て支援の充実、中心部ににぎわいを誘導する都市計画など敦賀市も子育て支援センターが本町に根づき、駅交流施設が桜の満開とともに、4月5日にオープンする。これもきっと、記憶に残る出来事だ。

「さまざまの事思ひ出す桜かな」(芭蕉)。 
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