ご当地の映画「サクラサク」が始まる。
Date:2014-04-07(Mon)

先週の土曜日、アレックスシネマ敦賀で「サクラサク」をみた。敦賀の桜も満期、そんな初日にあわせたかのように、福井それも美浜町が舞台だけに、八分ほど会場が埋まったのではないか映画のストリーか、年配の方も多かった。

緒形直人を主演に、さだまさし原作の短編小説。本屋で売っている。この本を映画化した感動の家族ドラマ。父親(藤竜他)が認知症を発症したことにより、改めて家族の大切さを痛感した主人公が、もう一度絆を取り戻そうと奮闘する姿を映し出す。

これに福井の平泉寺、芦原温泉、美浜町などの風景が絡むから引き込まれる。

会場からも「あれあそこ」「私が出ている」「あっ、おばさんだ」とか、ご当地の映画化だけに声が漏れる。

ストリーの中で、妻子を顧みず仕事に打ち込んできた会社員の俊介(緒形直人)は、妻(南果歩)との仲も修復が難しいほどに冷え切っていた。在宅介護の難しさがここにある。次第に息子(矢野聖人)や娘(美山加恋)との関係もぎくしゃくし、一家は崩壊寸前に。

私も同じような経験を持つからよけいに、みにつまされた。母を、敦賀、東海村、東京と母を家族と同居しながら、生活を共にし、母の晩年は認知症がひどくなり、何散度か警察のお世話になったり、下の世話が大変だった。それも日中、私は仕事でいないから、介護と子育てが重なり妻も、相当苦労をかけた。

私は母が40歳の子、二十年も前で認知症を当時、「痴ほう症」と呼んだ頃で、私も認知症に対する知識も不足して、母への接し方がどうだったか、今でも悔いている。

それだけに、原作者のさまさしさん自身による主題歌はもとより、切なくも美しい人間模様が胸を打つ。

ご当地を背景にする映画で、観光地をどうしてもアピールしようとの難しさも感じられたが、介護、認知症そして家族と描かれており、私には申し分ない作品に思えた。まだ行かれていない方は、是非とお勧めするご当地映画だ。




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