金ヶ崎の桜と史跡の共存へ
Date:2016-06-17(Tue)

昨日は、議会の一般質問。金ヶ崎周辺整備構想、金ヶ崎宮、金ヶ崎城跡を取り上げた。

なかでも、金ヶ崎の桜への敦賀市民の思いは特別だ。それが、有名な城跡であり、明治、昭和、平成と、市民が植え続けてきた桜に文化庁は国指定史跡保存のためストップをかけてきた。

千本以上あった桜は、今は400本程度、それも老木が多い金ヶ崎は危機的な状態にあった。昨日は、3月の木下議員の質問後、市役所内で桜の保存に向け、検討を続けていたこともあり、一発回答。

全国的にも文化庁と地元自治体との桜に関する対立は多い。近くでは石田三成の佐和山城址だ。敦賀市では、玄蕃尾城跡に植えた桜を、文化庁の指導で切ることになった。

わずかだが成功例もある。長野県伊那市の高遠城址公園、ここは日本桜百選の桜の名所。文化庁と地元教育委員会がタグを組んで史跡調査の上、桜の植樹を認めた。現地調査も行って来たばかりで私もこれしかないと確信した。時間はかかるが「急がば回れ」だ。幸いこの反論材料を使うことはなかった。

敦賀市長は「周辺の赤レンガ倉庫など港関連施設との一体的な整備が必要であり、史跡と桜の名所は絶対共存共栄できる。全庁的な取り組みの先頭に立つ」とも、明言した。

具体的には、市は五年をめどに植樹を含めた保存管理計画策定に取り組み、その後の五年間で計画を実施し、本年度は若手職員を中心とした十数人の庁内横断的なプロジェクトチームをつくり、計画策定の手法やスケジュールなどを議論。早ければ205年度に専門家による策定委員会を立ち上げる。

市は住民が桜保全に協力できる体制も構築するとも答弁。市民の金ヶ崎への思いは強く、理想的な維持保存が可能だ。いずれにしても時間と労力はかかる。それも数十年単位だ。これだけ満足いく回答は、私の一般質問では始めてだ。

補足だが、今ある桜への手当て、金ヶ崎宮、国指定の範囲も含む詳細な調査も必要だ。しっかり調べて、後世に残す、これも今に生きる敦賀市民の仕事でもある。


スポンサーサイト
【2014/06/17】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |