自転車専用レーンを設置したがー。
Date:2014-07-18(Wed)

晴れ間が多い梅雨になっている。雨露に濡れるアジサイは風情があるが、晴天の下のアジサイもまた美しい。この時期の自転車走行は気持ちがいい。

ところで、自転車が絡む事故の増加を受け、警察庁は2011年に自転車に関する総合対策の推進を発表。自転車は車道の左側通行などルールを徹底することや、自転車レーンの整備なども掲げた。ただ、残念なことに右側通行の禁止を含め、自転車のルールの理解は進んでいるとは言い難い。

歩道を走る自転車は多いが、本来通行できるのは、「通行可」の指定区間か、13歳未満や70歳以上、身体の不自由な人、そして道路や交通状況からみてやむを得ない場合に限る。
ルールができて6年になるが、ほとんど浸透していないのが実態だ。

これに地方の道路事情が絡む。6年前に警察庁と国土交通省により、自転車通行環境のモデル的な整備を実施する自転車通行環境整備モデル地区に敦賀市が指定され、敦賀高校や松陵中学校、気比の松原等へ通じる路線で県道佐田竹波敦賀線や市道清水松陵線で、自転車レーンが整備された。

昨日の議会でこの自転車専用レーンのアンケート調査に基づく評価結果が出された。狭い道路幅での専用レーンの設置は評判がよくない。自動車の駐車によるオバーラーンなど自転車に危険なことが多い。

自転車と自動車の関係から利用者からの不満の声を伺った。 これらを受けて、その後の整備は進んでいないし、今後の設置の予定もない。

一方、車と違って、自転車のマナーは確かによくない。特に携帯電話をもっての高校生の自転車走行をよく目にする。免許制度がないことを考えれば家庭、学校、職場などさまざまな場面や関係機関の取り組みが鍵になろう。

地方の各自治体も自転車事故の問題の重要性は認識しても、道路事情や厳しい道路予算から積極的に改善に取り組む姿勢を示さないでいる。

自転車の事故の増加を法律だけ変えてもいっこうに進まない。車優先の道路事情もあり、マナーやルール浸透にも地道な積み重ねしかないように思う。
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