遠くの親類よりも近くの住人
Date:2014-06-23(Mon)

昨日は町内の壮年会の会合。かつての壮年も高齢化が進んでいる。敦賀市も人口の最も多い領域が団塊の世代。

2025年問題など高齢化に伴う課題も現実化してきた。「遠くの親類より近くの他人」という言葉をよく耳にする。

こんなことわざを実感する場の一つが、町内会だろう。地域コミュニティーの核として、自治会の存在が大事になる。

ただ、マンションなどの集合住宅が増え、核家族化が進んだことなどが背景に、市内でもマンションは特別、孤立した存在。

マンション住まいの住人からは、「町内会(自治会)の姿が見えにくい」との提起もあったが、それ以上の要望も少ない。

こと時折の回覧板が、そのつながりを思い起こさせる程度だ。一定以上の規模ならば、マンション単位の管理組合もあるが、大半がマンション維持のためのもの。

鍵一つで管理できる便利さと立地の良さとで、近所付き合いを嫌う高齢者の住まいにはうってつけ。ただ、それも人口減少と土地が少なくなったことにより、建設が止まり、逆に古いものは空室が目立ちはじめた。

若い世代もそうだが、高齢化の進展で「隣は何をする人ぞ」となりにつつある。

近所づきあいの希薄さがもたらす問題も懸念される。一方、東日本大震災以降、地域の絆の原点という意識が高まって、東北の被災地では町内会、自治会のつながりが増したとも聞く。

長期化する避難住宅でも高齢化が数むが、防災、防犯はもとより快適な暮らしを送る上でも自治会が果たす役割は大きいとか。

「袖振り合うも多生の縁」。ましてや隣近所に住まう縁は深い。愛発、東浦、西浦、旧市街地と急速に高齢化が進み、人口減少、空き家が着実に増えている。高齢化が進むほど、コミュニティ、町内会の存在は大事になる。

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