川内発電所の事実上の審査合格と滋賀県選挙
Date:2014-07-17(Thr)

選挙に「潮目」がある。民主党政権時の参議院選挙の「消費税」の菅直人元首相の発言で民主党は負け、その後政権運営にも影響し政権を失った。

滋賀県知事選挙にも感じた。高島、長浜と敦賀の市議会の協議会の懇親会で保守系の議員から自民、公明の推薦する小鑓氏が「楽勝」との言葉を私は聞いていた。私は同じ民主党であっても「卒原発」を公約に掲げる三日月氏は支持してなかった。お隣の敦賀市として何かと影響するからだ。

「潮目が変わった」とされるのが、集団的自衛権の行使容認を閣議決定した7月1日だ。これを機に、三日月大造氏は反転攻勢に出た。小鑓氏陣営は終盤、自民党の石破茂幹事長や菅義偉官房長官ら政権幹部が応援に入ったが、巻き返せなかった。

与野党が対立する構図の初の大型選挙として注目され選挙結果は一面トップを飾った。知事選挙クラスになると、世論の動向が左右するが多い。

国政への影響は限定的との見方だろうが、当初は劣勢とされた三日月氏が、小鑓氏に約1万3千票の僅差だが、京都新聞などの分析結果を読むと、明らかに影響している。

自民党には当初、安倍政権の高い支持率を背景に、情勢を楽観視する雰囲気が、5、6月と続いていた。ところが滋賀の友人に問い合わせると「明らかに7月になってムードだ変わった。特に都市部は三日月氏が多かった」と。

ただ、京都新聞の世論調査で、知事選の投票時に重視する政策や公約(二つまで選択)では、福祉・医療、景気・雇用、教育・子育てがベスト3で、国政問題はそれ以下だったが、朝日、毎日新聞は原子力発電所の再稼働問題、集団自衛権などマスコミが与党批判を繰り返しあおったたことにもあるとも感じられる。

昨日、鹿児島県にある川内原子力発電所について原子力規制委員会は、九州電力の安全対策が、事実上、審査に合格したことを示す審査書の案を了承した。私にすれば「やっとでたか」の思いだ。

議会の市民クラブで4月に川内発電所を訪れ、その際も原子力防災などの説明会が近隣各地で重ねられていた。政権は秋にも、再稼働問題に向き合う。丁寧な説明や対応が求められる。

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