フィルムコミッションとイメージアップ
Date:2014-08-02(Sat)

フィルム・コミッション(英語:Film Commission)は、映画等の撮影場所誘致や撮影支援をする機関である。

地方公共団体(都道府県・市町村)か、観光協会の一部署が事務局を担当していることが多い。映画撮影などを誘致することによって地域活性化、文化振興、観光振興を図るのが狙い。

敦賀市も敦賀フィルムコミッション(事務局、敦賀市産業経済部観光振興課)がある。実績として大和田伸也の「恐竜をほろうよ」がある。

近くでは福井フィルムコミッション、若狭おばまフィルムコミッションがある。自治体間の競争でもある。

昨日はその元祖とも言うべき、北九州市を訪れた。北九州は明治時代からの工業都市であったが、昭和50年代には産業構造の変化によって元気を失いつつあった。

そこで当時の市長は、様々な分野の人材を育てるべく企業に職員を派遣していた。 後に広報課長として北九州フィルム・コミッションを設立する安藤英和は電通に派遣され、そこで見たアンケートで、北九州市は生活環境がよいと評価されているにも関わらず、都市イメージがとても悪いことを知る事となった。

市の広報課に入った安藤は「北九州市の本当の姿を見て貰いたい」と考え、イメージアップを図る為にテレビや映画を誘致しようと考えた。そこで1989年春、日本におけるフィルム・コミッション(FC)のさきがけとなる「北九州市広報室イメージアップ班」を設置、現在のFCの基礎となるロケーション誘致・サポート業務を開始した。

その後イメージアップ班は段々と成長し、2000年9月27日に「北九州フィルム・コミッション」が設立された。昨日、説明してもらった日々谷課長は2000年設立当時からこの業務にあたる。この業界は何よりも人脈だ。
活動目的は「北九州市のイメージ向上」としている。北九州市のイメージが向上する事によって経済効果や観光・産業の振興に繋がり、何よりも市民の自信に繋がる。

実績も 「海猿」など人気映画も多い。敦賀フィルムコミッションと規模も違うが、自治体のアピール方法として示唆に富む。
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