機械遺産
Date:2014-08-05(Tue)

雑誌類を整理していると「日本機械学会」の30年も前の学会誌が出てきた。先輩に進められて入会して数年、続けたが長くは続かなかった。

その機械学会が2007年6月に創立110周年を迎えた。その記念事業の一環として、歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、日本国内の機械技術面で歴史的意義のある世界遺産ならぬ「機械遺産」を認定している。

ここまで書き進めたのも今月7日は機械の日。8月3日「ハチミツの日」、8月4日「箸の日」と、いずれも語呂合わせで記念日が決まった。

8月7日は「機械の日」は語呂合わせではなく「月遅れの七夕に当てた。それも織り姫の使う機織り機(はたおりき)にちなんだもの」とか、分かりにくい。機織り機なら福井県内のどこかにありそうだが、いまだ認定されていない。とにもかくにも7日は「機械の日」だ。

その日本機械学会が、世界初の量産型自動マッサージチェアを機械遺産に認定した。大阪の企業が生産を開始した1954年は、戦後の物資不足が尾を引く時代。野球のボールをもみ玉に使ったという逸話も残るだけに面白い。

機械遺産認定は、今年の8件を合わせて69件になった。腕時計、卓上計算機、活版印刷機、自動改札機、空調機、鉄道車両、航空機、温水洗浄便座とあらゆる分野に及ぶ。残念ながら福井県や敦賀市には、まだ認定されたものはない。

なかでも温水便座は、日本独特の発想と知恵の集大成とか。これを使うと、もう離せないという高齢者は多い。

原子力発電所は、廃炉になればすべて取り壊されるが、敦賀の「ふげん」「もんじゅ」にきめ細かい日本人の設計による機械が随所にある。敦賀1号、2号も同様だ。

話を戻すが、「機械的」というと言葉はよくないが、温水便座と同じように、日常生活に欠かせない機械、造るのも人間、使うのも人間。機械の発展とともに、原子力発電所もある。
スポンサーサイト
【2014/08/05】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |