児童相談所の重要性と現実
Date:2014-08-07(Thr)

8月9日に開幕する夏の全国高校野球。敦賀気比高校は、20年ぶり8回目出場の香川代表の坂出商業と大会初日の第2試合で対戦が決まった。

坂出商業は四国では古豪、確か甲子園で準優勝した経験を持つ。最近は知らないが私の高校時代、高松商業と同様、練習量はトップクラスで有名だった。故郷だけにどちらも頑張ってほしいところだ。

ところで、新聞を読むと全国児童相談所長会議で、厚生労働省の安藤よし子・雇用均等・児童家庭局長が長崎県佐世保市の高一女子殺害事件に触れ「児童相談所の重要性をあらためて認識」と語ったとか。

先日も書いたが児童相談所は、児童虐待など児童の保護や精神的な健康など、隠れた重要な機関だ。

地方都市はまだいいが、都会では児童虐待が急増で職員数の少なさで対応しきれていないとか。

佐世保の事件は異常だが、ある友人の先生に伺うと、精神的な異常を訴える生徒は増えているとか。あの佐世保の女子は、複数の精神科の病院で治療を勧められた。病気と診断されたわけだが、精神科医は対応を児相へ通知した。

親は入院を希望したが、即日では無理と宣告され、児相は時間外で連絡が取れなかったとか。

言い過ぎかも知れないが、報道によると、医療と福祉の間でたらい回しされている間に起きた事件とも。

行政にはすべて税金がつきまとう。精神医療には措置入院という制度がある。場合によって、社会的な危害や家族間での虐待などで強制的に入院させることができるが、これには人権と税金が問題となる。経験上、人権の問題は意外に大きい。

措置入院させるためには、市町村長ではなく知事が指名した二人以上の指定医が緊急性で一致する必要があるとか。緊急時に地方都市の敦賀では対応が難しい。

精神科医も両親も、医療と福祉の谷間で翻弄された格好だが、現実的には、公費負担と人権上の課題は大きい。

認知症の課題も地域包括センターの設置で医療と福祉の垣根を取り払おうとしているが、現実はまだまだ課題がある。地方財政と児童相談所、精神科医など、この問題の複雑だ。
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