「特別警報」の難しさ
Date:2014-08-11(Mon)

この土日、敦賀海洋少年団の少年少女と中部地区連盟大会で三重県南伊勢町にいた。

三重県内は土曜日9日、強い台風11号によって発達した雨雲が流れ込み、猛烈な雨が降り続いたとして、気象庁は県内に対し、「甚大な災害の発生が迫っている」として、午後5時20分に、昨年の福井県、京都府と同じ「特別警報」を発令。

三重県内ニュースはもちろん、全国ニュースにもなった。何度も何度も繰り返されていた。河川の氾濫などに頻繁に注意を呼び掛けていた。

「経験したことのないような豪雨」と何度も警戒を呼び掛けていたが、同じ宿舎にいた四日市市に住む役員は家に何度も電話するが「それほどでもない」との答えが返っていた。

50年に1回あるかどうかのすごい気象が予想される場合に出すことになっている「特別警報」。

特別警報が出たら、本来なら「命を守る行動」をとらねばならない。昨日も風雨共に激しかったものの「特別警報」というイメージではなかった。

警報だったら逃げなくてよくて,特別警報は「危険」と考える人も意外に少ない。警報でも十分に注意しないと命にかかわる。それに,特別警報が発令されても命にかかわらなかった経験を積むと、「オオカミ少年現象」が起きて,そのうち特別警報でも避難しなくなるようにも思える。

津波警報がよい例だ。あの東日本の震災後,大津波警報でも避難しなかった人が,余震の小さな津波でも逃げることも多くなった。

ところが、5月に訪れた南相馬市では、「震災から3年もすれば少々の地震なら大きな津波がないので慣れてきて、ほとんど逃げない」とか。

今後も、台風の時は「特別警報」が多くなると思われるが「おおかみ少年」的な警報にならない工夫が必要かもしれない。敦賀市の昨年の「特別警報」が出されたが、笙の川の水位を見ながらの危機感で、「特別警報」的な意識は正直、少なかったようにも思う。

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