空き家の増加と世帯数減少社会
Date:2014-08-13(Wed)

議員には選挙がある。選挙前、集中的に市内全域を回って感じるのは空き家の増加だ。西浦、東浦、愛発、旧市街と、明らかに増えている。

昨今、空き家の問題が敦賀市でも議会でも何度か、取り上げられるようになった。データをあげると、

一昨年7月23日から9月28日までの期間に、敦賀市としては初めて実施をした空き家調査の結果。

敦賀市における一戸建ての住宅は2万1482戸。その内、空き家戸数として1112戸。空き家率としては5.2%。全国的には、まだ少ないといえるが、今後、増えることに変わりがない。

内訳として、老朽化が著しい空き家といわゆる廃屋が19戸。一部破損等が見られる空き家が67戸。また健全な空き1026戸。

ところで、国レベルでは、総務省の調べでは、2013年10月時点の全国の空き家の数は820万戸。5年前に比べて63万戸増えて、過去最高になった。今や7~8軒のうち1軒が空き家。一割を超えている。 

空き家の問題は、人口減少よりも世帯で考えるとわかりやすいとか。住宅と世帯の数を比べてみると、戦後20年ぐらいは住宅の数よりも世帯数のほうが多かった。空き家率も数パーセントにすぎなかった。

それが全国では1968年から住宅の数が世帯数を上回るようになった。その後も住宅の数が世帯数を上回って伸び、空き家の割合もどんどん増えてきた。

核家族化に加えて、一人暮らしの若者や高齢者が増えたことが大きい。ちなみに敦賀市の世帯数は2万8198でまだ、世帯数が住宅を上回っているが、一人世帯、高齢者世帯が多いことに変わりがない。

一方、全国では世帯数も2019年をピークに減少に転じる見込み。敦賀市も同じような減少となる。あるシンクタンクによると、現在の住宅着工や空き家撤去のペースが続けば、15年後には住宅全体の4分の1が空き家になると試算している。

今日はデータだけをあげたが、敦賀市も若い世代は粟野地区、中郷地区に新築を建て、拡大してきた市街。人口減少の上に世帯数減少社会に突入するだけに、深刻な課題だ。
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