敦賀市での小中一貫にむけて
Date:2014-08-20(Wed)

昨日、姫路市役所で姫路市が行っている小中一貫教育を学んだ。理由は、敦賀市が行おうとしてる、角鹿中学校を中心とする小中一貫の参考にするためだ。

姫路市の小中一貫教育は、既存の中学校、小学校の教育は基本としながら緩やかな連携を図ろうとする試みだ。

ところで、先日、政府の教育再生実行会議が、9年間の義務教育を柔軟に運用できる小中一貫1校の制度化を提言した。早ければ2016年度の「一貫教育学校」創設を目指すというもの。

提言は、小学校と中学校の教育環境が変わる中で不登校につながる「中1ギャップ」などの問題を指摘。学制を見直す時だとしている。中1ギャップの実態や原因は、クラブ活動での上下関係や、教科ごとに担当の先生が代わる学校生活、義務教育後の進路の選択など、激変する日常が重圧になり得るからだといわれる。

姫路市では、はじめて以来、不登校児童がわずかながら減少傾向にある。

これを少しでも解決するため、小中学校が連携を強め、長い目で子どもを見守り、支えることができる制度にすることが大切だというもの。姫路市の小中一貫のねらいもここにあった。

教員の交流や相互乗り入れ授業の実施、9年間の義務教育の区分を「4‐3‐2」など、弾力的に設定する。

提言は、今は特例で実施している一貫校を教育委員会の判断で設置できるようにし、これまで通りの小中学校を残すのも可能という。 

福井県は、幸い小中の教員免許を有する教員も多い。姫路市では、逆に小中の免許を持つ教師が少なかった。これにより、英語の教育には威力を発揮できると語る。英語や中学の先生が小学校で教える乗り入れ授業、交流などの取り組みだ。

もちろん、子どもの人間関係が9年間固定化され、いじめなどの問題が深刻化する懸念もぬぐえない。姫路も同じ問題を抱えると言う。
重要なのは、子どもにとっての利点や課題を整理し、保護者や地域の理解を得ることが前提となる。敦賀市での小中一貫、実現に向けて、幅広い議論を重ねたい。
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