FC2ブログ
局所的豪雨とまさ土の教訓と敦賀
Date:2014-08-27(Wed)

敦賀市の雨のふりかたも詳しく調べると地区によって違う。昨年も、平成10年の笙の川の水位の増え方は明らかに山間部のふりかたで変わる。

今回の広島市の土砂災害では20日、最大121ミリの1時間雨量を記録したというから驚きだ。

ところが、新聞情報によると、広島市全域が集中豪雨に見舞われたかというと必ずしもそうではない。気象庁によると、被災地の安佐北区三入の1時間雨量は20日午前2時までが28ミリ、3時までが80ミリ、4時までが101ミリ。3時間の累計では209ミリに達した。

これに対し、市中心部の中区にある気象台では2時までが0ミリ、3時までが9・5ミリ、4時までが1ミリで、合わせても10ミリ余りにとどまっていた。両地点の距離は約15キロ。同じ自治体にあってもこれほど降り方が異なることを示している。安佐北区と安佐南区で土砂災害の危険が迫っていた同時刻、災害対応の責任者がいる広島市本庁付近はわずかな雨だった。

もうひとつは、広島市の土砂災害で注目されている「まさ土」。まさ土は花こう岩が風化してできる。軟らかく、他の地質に比べて水を含むと崩れやすい特徴がある。テレビで広島市の現場では表面の土壌だけが崩れる「表層崩壊」が発生した可能性があると専門家は指摘している。

昨年の敦賀の土砂災害も沓見、西浦に「まさ土」が多い。西浦の山を登ると、まさ土の多いことが体感できる。

いずれにしても、気象情報はもちろん、さまざまな視点から備えを再点検して、災害対応力を強化したい。行政は雨量、水位などあらゆる情報を即時に集約し、早めの判断を心掛けるべきだ。

一方で、住民の側にも局地的豪雨の恐ろしさを自覚し、行政頼りにならずに身を守る姿勢が必要になろう。
スポンサーサイト



【2014/08/27】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |