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払えるのに払わない治療費には・・・。
Date:2008-08-12(Tue)

北島の金はすごい。2連覇もすごい。「ママでも銅」の柔道の谷亮子も立派だ。4年間を維持しモチベーションをあげる努力は、相当なものだ。なにしろ汗と涙の結晶である。議員の4年間とも重ねてしまう。

新聞で見たが、住友生命が「あなたが『金メダル』を贈りたい人は誰ですか」と題するアンケートを行った。これが面白いというか悲しいというか、・・。
結果は「親」が42%と最も多く、次いで「配偶者」の19%。「親」は父母どちらかとなると圧倒的に「母親」の78%。父親の影は薄い。また二位の「配偶者」でも違う。

男性は年齢が上がるほど「妻」に思いを寄せるのに対し、女性はその逆の傾向。女性は「夫」に代わって金メダルをあげたい対象に「自分自身」を選ぶ。4000人のアンケートというから日本の本音だろう。寄りかかりたくとも妻はすげない。我が身と重ねてしまう。

今日、取り上げたい話題は、市立敦賀病院や国立金山での治療費未払い問題。市立敦賀病院の経営委員会を傍聴させてもらったが、その未払いの多さに驚いた。電話催促など事務方の努力も相当なもの。それでもいっこうに減らない。中には、市外者で悪質なものも多いとか。全国でも訴訟問題として裁判に出る病院も出ている。

払えるのに払わない、いわゆる「逃げ得」は許されるはずもない。治療費を払っている人たちに不公平感を生じさせるような事態は放置できない。市外の悪質なものもあるとか。全国の自治体病院では、悪質な治療費滞納者に対する法的措置の検討が広がっている。払わない滞納者に対し、書類による申し立てに基づいて裁判所が略式手続きする「支払督促」を実施。少額でも訴訟に踏み切る例もあるとか。

調べると、少額訴訟は60万円以下の金銭トラブルを解決するもの。通常の訴訟に比べて煩雑な手続きを必要とせず、審理は一回で終了し、即日判決が出る。話し合いによる和解もできる。裁判所の許可を受ければ、滞納者の財産を差し押さえる強制執行が可能。提訴後、滞納者の振り込みが増え、少額訴訟に踏み切った効果も出ている。

市営住宅の使用料など裁判例が敦賀市で効果をあげている。上下水道、国民健康保険、市税と市民一人当たりの額は県下でトップクラス。学校給食費も放置できない状況になりつつある。議会でも取り上げることが多くなった。本来、市民を守るべき立場の自治体が市民を提訴するのは、望ましいことではない。

生活保護、事故や退職で、どうしても払えない場合は別として、治療費未払いが病院の経営を圧迫している現状も考え合わせれば、やむを得ない時代ではないか。数千万円に達する、悪質な滞納者が増えれば、病院経営の根幹を揺るがしかねない。市立敦賀病院の経営は、一般会計からの市税の補助で成り立っている。治療費の未払いは、市民みんなで補っていると考えれば、答えは簡単ではなかろうか。病院経営そのものが、が不安定になり、医療サービスの提供にも影響を及ぼし、大半の善良な市民に不利益をもたらす、本末転倒だ。

ただ、治療費未払い増加の背景には、患者負担の引き上げや所得格差の拡大によって、低所得者が治療費を支払えなくない現実も増えつつあるとか。未払い者対策として、生活困窮者などに対する「セーフティーネット」の仕組みづくりを急がなくてはならない。

医療費が賄えないばかりに、病院での治療や手当てを我慢する患者も少なくない。この見極めは難しいが、それでも、電話での催促、提訴、支払催促、支払い命令、差し押さと段階を踏む。それだけに、躊躇も妥当ではない。
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