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事業拡大と円安の破綻(小浜の井上工業)
Date:2014-09-27(Sat)

秋らしくなってきた。市役所通りの銀杏も若干だが黄色くなったものも見られる。

秋はやはりうら寂しい。ある雑誌で「人生の9割は、捨てることで決まる」という特集があった。あれもこれもと手を広げると、一つ一つの行動が希薄になってしまう。選択と集中は企業戦略に使われる。行政運営にも通じる。

小浜市の井上工業が事業を停止、自己破産申請の準備に入り、行き詰まりが表面化したとの福井新聞報道。150名規模の会社の破産は地元には厳しい。

負債は2013年7月期末時点で、約33億2700万円とみられる。負債額としては今年最大。

新聞報道によると、当初は若狭塗箸を製造していたが、国内外の有名キャラクターのライセンスを取得し、次第にキャラクター商品事業へと業態を転換していった。卓上用品や文房具など多様な品目を扱い、100円均一ショップを主な取引先として基盤を拡大。敦賀にも取引先がある。

しかし、即納体制を整えるために見込み生産が常態化し、20億円を超える在庫が積み上がって資金繰りを圧迫。商品の仕入れ先は主に中国で、円安傾向も経営に響いた。地方の企業にとっては円安はある意味、命取りだ。

企業にとっては、大切なのは「捨てる」だけでなく、「選ぶ」ことなのかもしれない。人生にも通じる。

もうひとつは、逆境の時に支持してくれる従業員だ。厳しくも温かい忠言をしてくれることも大事だ。。ワンマン企業にとってはこれも厳しい。

人生でも逆境の友人を「雨天の友」と呼ぶ。故三木武夫元首相の言葉とか。企業も人も逆境のときほど、まさかの従業員、雨天の友が大事だ。
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