北陸新幹線のメリットとデメリット
Date:2014-09-28(Sun)

舞鶴若狭自動車道の開通で敦賀の交通事情はさらに便利なった。反面、敦賀インター素通りも明確になった。高速体系は地方に大きな影響を及ぼす。

東京-長野間の新幹線を延伸して首都圏と日本海側の富山、金沢を直結する北陸新幹線が3ヶ月後の来年3月14日に開業する。

東京-金沢は最速列車の「かがやき」で2時間28分。所要時間は現在より約1時間20分も短縮され、北陸は新時代に入る。そしてはやくて10年後、敦賀までの延伸で敦賀も新しい時代の流れに突入する。 

フリーゲージの試験走行が敦賀で始まる。これも注目だ。若狭ルートが吹っ飛ぶ可能性をしめる。

いずれにしても、東海道新幹線の災害時の代替路線にもなり、地域振興の起爆剤となる。

ただ、開業ブームが一段落した後も効果を着実に取り込み、地域全体に波及させていくのは簡単ではないはずだ。北陸新幹線では、最速列車が富山、金沢のみで他の駅は停車せず、沿線自治体で明暗が分かれるという状況もある。

北陸新幹線を見る上では、東京一極集中をさらに加速させる要素をはらんでいることも忘れてはならない。

北陸地域は、福井も含め、地理的にも京阪神、名古屋圏と結び付きが強いが、ヒト、モノ、カネの流れが、北陸新幹線で首都圏に向くことは想像に難くない。 

北陸新幹線の開業は、北陸地域のシャワー効果よりストロー効果が大きいことも想像がつく。

ビジネスのビッグチャンスととらえると同時に、人口減少が続く北陸の地盤沈下を招く一因となるなら、好ましい状況とは言えない。

北陸地域の一員でもあり、関西圏とも強い、敦賀の将来にとっては、便利さと地域振興、そして、どう変化するか、想像が現実ともなる。だからと言って後ろ向きになる必要もない。
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