高齢者福祉と公民館活動
Date:2014-10-02(Thr)

どこの市にも高齢者福祉を対象とする学習の場がある。敦賀市は「いきいき大学」と称して活動を行っている。その卒業生を対象に大学院まである。

ただ、その拠点であった敦賀短大から看護大学への移行があり、大学院が一時、休止の動きがあったが、どうしても学びたいとの意識も強く企画、運営の一部を市民が行うからと継続が決まった。

敦賀市も団塊の世代も65歳を超え、仕事に区切りを迎え地域に目をむける方も増える。団塊の世代は人口動態の中でもっとも多い塊だ。高齢者福祉から生涯学習へと、健康な高齢者は新たな拠点を求める。民間のスポーツジムに通う団塊の世代も多い。

敦賀市は9の公民館がある。文化の秋は、発表会や展覧会、イベントが多い。公民館とは、市が地域に設置している住民の学習、交流の拠点だ。

だが、時代の変化の中で課題も多い。公民館長も民間から選任して十年を超える。これからの地域の在り方、住民の暮らしに合った公民館が必要だ。公民館を趣味、教養の講座やサークル活動の場、健康づくりなど、地域づくりの拠点となる。

講座もあるが、いわば「貸し館」に終始している公民館もある。今後、敦賀市の財政も厳しい。財政効率化の観点から公民館運営に指定管理者制度を導入した市町村もある。公民館を含めたコミュニティー施設の配置見直し、統廃合方針を示した市もある。教育委員会から市長部局に所管を移した市もある。

一方、地域の中にあって学びの場であるとともに、人と人がつながる、公民館の役割があらためて見直されている。多くの住民が公民館に日ごろから足を運ぶことが、住民同士のコミュニケーションを生む。

趣味などで交流するだけでなく、健康管理も含め、地域の課題をともに学び、考えることが大切である。鍵となるのが公民館職員の力量と、市民と直接向かい合う職員育成の場でもある。また、活動の中心となる住民が人材として団塊の世代が加わることにより、地域としてみると豊富だ。これからの高齢者福祉と公民館活動をあらためて考えたい。

 
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