敦賀の舟溜り地区界隈の再生
Date:2014-10-05(Sun)

先週、勝山の老舗酒蔵、「一本義」久保本店で3日、新酒の仕込みが始まった。一升瓶に換算して約60万本分を仕込む。初搾りは今月23日を予定とか。そろそろ日本酒のおいしい季節だ。

一本義久保本店の創業は明治35年(1902年)。福井県で最も大きな蔵に成長。敦賀での一本義は敦賀のシェアが高く、東京でも飲めるナショナルブランドになっている。

その創業よりもさらにさらに古く、敦賀に芭蕉が訪れる以前の寛永元年(1624年)敦賀にて創業した「敦賀酒造」がある。古文書から酒樽、歴史的な木造建築物である敦賀酒造の酒蔵等、見学したことがあるが、敦賀の隠れた最大の文化遺産でもある。

民間事業者による飲食と物販からなる集客施設として再整備し、舟溜り地区界隈の賑わいを創出との計画は頓挫したままである。どうこの遺産を後世につなぐか、粘り強く敦賀の賑わい創出と共に考えることが大事と思う。

ところで、先週の産経新聞を引用すると、帝国データバンク福井支店が発表した創業100年以上の県内「長寿企業」は481社。全企業数に占める割合(輩出率)は3・21%で、都道府県別では第6位。 

全国上位には福井のほか、山形、島根など日本海側地域が多い。江戸時代に北前船の寄港地として商業が盛んだったためとの分析。敦賀も北前船が栄えた頃と敦賀酒造の創業と時代はあう。

ちなみに、今年創業100年となる企業は、三谷商事(福井市)、加工糸製造の真名川(大野市)、若狭建設工業(小浜市)、マルカワみそ(越前市)など有名な県内企業が並ぶ。

コンビニエンスストアの大津屋(福井市)は造酒屋発祥で、時代とともに業態を変化させながら現在に至っているとか。なかでも清酒製造が23社でトップ。

大きな戦争や災害を乗り越えて長く企業活動を続けることは容易ではない。話は飛びが、ダウィーンの進化論のテーマは大きくなることではなく「変化」だ。変化することで「種の保存」ができる。いずれにしても、社会の変化を恐れず、次なる挑戦をすることが大事と思うがどうだろうか。

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