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経験則と長期計画・・・・。
Date:2008-08-16(Sat)

今日の天気が心配だ。敦賀のとうろう流しは、なんと言っても南風と天気が、灯籠と花火と敦賀湾を引き立たせる。まずは天気、かつて土砂降りも何度か経験したが、天気で左右されるだけに・・・・。

ところで、電力需要は、盆休み前にピークを迎えることが多いが、盆明けも、工場やオフィスで企業活動が本格再開することで、ピークを迎える。日本の電力需要は、気温にも影響されるが、生活習慣と密接に関係する。ちなみに最も電力需要が少ないのは正月2日朝の電力。

夏の電力需給のピークに設備容量を合わせる。余剰は過剰投資ともなる。これが経営にもつながる。それでも恐れるのは、電力需要ピークと停電は、もっとも注意を払う。終戦後、何度か経験した電力不足と停電が、今に生きている。これも戦後の長い電力の経験則からの経営哲学と実践があるからだ。
今年、最も厳しいのが東京電力、一極集中もさることながら、柏崎刈羽原子力発電所は、東京電力の1割以上を占める。1割を占める新潟県中越沖地震で停止は、需給計画にはあまりにも大きい。

昨年、最大電力6147万キロワットに達した昨年8月22日のピーク時には、企業など大口需要家に電力使用を一時的に抑えてもらう需給調整を17年ぶりに発動する非常事態。とにかく夏のピークに合わせての各電力会社は、10年の長期計画を立てて設備を建設する。その中に、敦賀3,4号も入る。

書きながらテレビ報道を観ている。柔道の石井の金。塚田の銀と、柔道の最後に相応しい。まがりなりにも中学、高校と柔道部に籍を置き、個人戦以外は無差別、体が小さい私は、団体戦で、何度か一本負けを経験した。もっと有り体に言えば、自分が弱いので、勝者より敗者に自分を重ねる。スポーツと社会は似ている。勝ち組と負け組とも重なる。それだけに負けにも意義がある。電力会社もかつての停電の経験を生かしての長期計画である。

「負け」は悔しいが、次につながる。次の目標にもなる。「負け」て、気持ちを切り替える、後退することを食い止めるなど、対処方法も体現できる。電力会社における「停電」は、恥ともいうべきものとの意識がある。きめ細かく張り巡らせ、電力需要がはっきりわかる現在は、需要増による停電は「負け」に等しい。その意識か、「停電」の割合いは、先進国の中でも最も少ない。

一方で、平泳ぎで2大会連続2冠の偉業を達成した北島康介選手。テレビを観ると、インターハイのころにはもう、平井伯昌コーチが2004年の五輪を具体的に意識させ、長期展望を彼に示していた。目標は最初から高ければ高いほどよい、と平井コーチは説く。平井コーチの長期計画には「負け」の経験則が生きているとか。

長期的な目標をたてて、北島を育てている。その結果が、見事に花開いた。過去の停電の経験は、電力会社にとっては、勝負事にすると「負け」に相当する。そのために長期計画が出来上がった。北島もそうだが、金メダルも、停電がないのも、経験があっての結果でもある。その意味で「負け」も将来につながる。
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