鉄道と港の街の再現
Date:2014-10-22(Wed)

安倍晋三首相は地方を元気にする「地方創生」推進へ覚悟を持って臨時国会。その矢先の二人の閣僚の辞任劇。責任問題となると野党はやたらと元気になるが、「地方創生」の議論がいっこうに進まない。

その地方が、今年は、地方衰退の深刻さが浮き彫りになった。日本創成会議による5月の試算だ。地方からの人口流出が今のペースで続けば、30年間で若い女性が半分以下に減る自治体は全自治体の約半数に達するとの報告である。敦賀市もその対策本部を立ち上げた。

一方、現在,様々な理由で歴史的な建造物などが急速に減少してきており,「歴史的風致」が失われつつある。こうした状況を踏まえ,文化財行政とまちづくり行政が連携し,「歴史的風致」を後世に継承するまちづくりの取組を支援するための法律が「歴史まちづくり法」が平成20年に制定されている。

全国の地方都市でこの取り組みは活発になっている。しかし、
先の大戦で市街地の大半を焼失した敦賀市は、歴史まちづくり法とは無縁の存在でもあるが、その考え方だけはもっておきたいものだ。

戦後も高度成長下に桜町にあった市役所庁舎、大和田別荘など貴重な建築物を簡単に破壊してしまった経緯がある。

ただ、今、ようやく、この動きに乗ろうとの試みがまがりなりにも始まっている。その動きのひとつが鉄道と港のジオラマ館などとして整備される「敦賀赤レンガ倉庫」のオープン(来年10月)だ。

一昨日より、市役所1階ロビーで、同館に入る「ノスタルジオラマ」のミニチュア模型の展示を始めた。

模型は、ジオラマ館で設置される原型の20分の1サイズとか。模型では戦前(明治後期~昭和初期)の市内の様子が再現され、港近くにあった前市役所庁舎なども確認できる。赤レンガ倉庫のジオラマを手がける業者の制作、良くできたものだ。今月末までの展示。

赤レンガ倉庫、大和田銀行など往時の姿を継承する建築物はこれからも大事にしたいものだ。
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