「画期的」というよりも「最大級の不幸」な裁判所への訴えだ。
Date:2014-10-23(Thr)

「今日は何の日?」1944年10月23日から26日にかけて、フィリピン周辺海域で日本海軍と米海軍が激突したレイテ沖海戦は、参加兵力、死傷者数などで史上最大の海戦。その象徴が戦艦「大和」の兄弟艦「武蔵」の10月24日の沈没。

1942年6月のミッドウェー海戦を太平洋戦争の転機とするが「決定的な敗北はこのレイテ沖海戦」と私が少年の頃、この海戦に参加したおじさんから聞いた。戦争の「怖さ」を教わった貴重な話だった。

ところで、昨日、ごみの最終処分場に大量の廃棄物が違法に持ち込まれた問題で、敦賀市は、ごみを持ち込んだ岡山県内の組合に対して、処分場の対策工事にかかった費用の一部、1億9000万円余りの支払いを求める訴えを、福井地方裁判所敦賀支部に起こした。

この問題は、敦賀市樫曲にある民間のゴミの最終処分場に、全国から大量の廃棄物が違法に持ち込まれ、平成12年に有害なビスフェノールなどの化学物質を含んだ水が近くの木の芽川に流れ出ていることで明らかになったもの。

対策として、敦賀市は、県とともに約95億円かけて対策工事を行い、工事にかかった費用の一部、約13億円分について、ごみを持ち込んだ自治体など国の指導のもと、全国の60団体に支払いを求めてきた。

しかし31の団体が支払いに応じないことから敦賀市は、持ち込んだ廃棄物の量が最も多い、岡山県の津山圏域東部衛生施設組合に対して、1億9200万円余りの支払いを求める訴えを、22日福井地方裁判所敦賀支部に起こした。

当時、ごみの捨て場に困り「これ幸い」と敦賀市に持ち込んだ罪は大きい。「知らなかった」、「払わないでいい」では済まされない。黙って受け入れた敦賀市も3分の一の負担を市民の税金から支払っている。払わなくていい道理はどこにもない。

自治体が自治体が組織する組合を訴える、ほとんど過去に事例のない。「画期的」というよりも「最大級の不幸」な裁判所への訴えだ。
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