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お盆が過ぎて・・・・・。
Date:2008-08-18(Mon)

とうろう流しと花火大会の熱い日とはうって変わって、片付けのと涼しい一日。葬式、クロスバイク、人道の港ミゼウムと、一日が過ぎた。あの賑わいと活気も静まり、お盆も過ぎた。声援にわく北京オリンピックのさなか、猛暑続きの毎日だったが、季節は確実に動いている。金ヶ崎の事故現場には誰が置いたか知らないが、花束がさびしく揺れていた。

クロスバイクで敦賀市周辺、沓見、粟野、刃根、杉箸を回ると稲穂が目立ち始めた。セミの声がだんだんと小さくなる。かつて、セミの声がこの時期なると、「宿題やったか」「宿題すんだか」と聞こえた。今の子どもなら、何と聞くか。

杉箸などの山間部は、ことのほか涼しい。ヒグラシか、独唱のバトンを引き継ぐ。早朝か夕暮れどき、「カナカナカナ…」と涼やかな声を届ける。その声から「かなかな」とも。地方によってはカナカナセミとも、ヒグレオシミとも呼ぶ。

それにしても今年の夏も暑かった。35度を超えた日が何度あっただろうか。四国に居た私でも、そんな記憶はほとんどない。これも地球温暖化か。ここ数年の暑さは、温暖化を実感させる気温が続く。

小さい頃、川の流れの上を淡い黄褐色のアカネトンボが群れ飛んでいた。アキアカネは涼しさとともに、山地から平野部に下がり、赤みを増すという。赤トンボも、シオカラトンボも中池見で見る程度。気のせいか、季節も何かが狂い始めている。

一方で、日本人の昨年の平均寿命は、女性が85・99歳で男性79・19歳。ともに過去最高を記録した。女性は23年連続で世界一、男性は前年の2位から3位に下がったものの、日本は世界に冠たる長寿国だ。敦賀市も100歳を超える方を見かけるようになった

長寿は人々が昔から求めていたことで喜ばしいことだが、それだけで幸福かというと、どうもそうではない。米国でこのほど発表された幸福度調査では、日本は世界で43位だった。

新聞情報によれば、米国の研究組織が約100カ国・地域の35万人を対象に調査した結果、1位はデンマーク、米国16位、英国21位、フランス37位。その中の43位。本当にそうか、疑いたくもあるが、言われてみれば心当たりがないでもない。

いつの間にか日本人の学力も体力も落ちている。、働く人の3人に1人まで拡大した非正規労働と、それに伴う格差社会の進行。働いても生活保護以下の収入しか得られないワーキングプアと呼ばれる人も増えている。

世論調査も老後の不安を抱く人が右肩上がりだ。高齢者が頼りにする年金や医療、介護などの社会保障も、次々と後退しているのが実態だ。これに最近は原油高や物価高が追い打ちをかける。

温暖化も国際政治の無策、生活不安も、つまるところ日本政治の無策からきているのだ、と指摘するのはたやすい。一昨日、かつて敦賀市職員であった、福井県立大学地域研究所助教の井上武史さんから財政の講義を聞いた。「国に頼るのではなく、地方がしっかりする時代」と、財政も、幸福度も他力本願ではどうにもならない時代を感じる・・・。
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