教員の多忙化と嶺南出身教員の減少
Date:2014-11-07(Fri)

昨日は、福井県の教員の9割で組織する福井県教職員組合と連合選出の議員との政策懇談会が美浜であった。

嶺南の分科会で提起されたのは、嶺南出身の教員が少ない。将来の校長、教頭の嶺南出身者が少なくなること。敦賀市でも敦賀高校から教育学部へ進学する学生が少ないと伺ったことがある。

絶対数の減少もさることながら、新任の敦賀市出身者も少ないのも気になる。これほど地域との関わりが増える中で、地元出身者による校長の信頼感は 意外に大きい。嶺南の地域枠もここまでくれば必要かもしれない。

もうひとつは教員の多忙化だ。先日も日本の教員は、書類作成などの一般事務や部活動など課外活動の指導時間に多くの時間を費やすとのOECDでの調査だ。

多くの教員は業務量の増大で、時間外労働や家庭に持ち帰るなどで仕事をこなしている。小学校で7時、8時は、当たり前、中学校で11時も珍しくないとか。敦賀市でも夜9時過ぎで学校での仕事を原則の禁止しているため、早朝より学校に来て、授業などに備えている教員が多いことだ。

教師の多忙化は、子どもたちが抱える悩み、いじめなど防止など、現代が、抱える学校現場の実態だ。教員や事務職員の増員ができない実態と県予算削減とも密接に関係している。

先生方と話していても、部活や事務以外にも生活指導や補習、家庭・保護者への対応、運動会や各種コンクール、学校の防犯対策など多岐にわたる。教員の多忙化と保護者との対応によるストレスと精神疾患とも密接に関係する。

県議会でも年間30人から40人のうつ病など精神疾患による休職者が福井県でいるとの公表もあったが、これも全国平均とはそれほど変わらないらしいが、休職者は氷山のいっかくとも感じる。

この敦賀市で小中一貫校の制度化など話題になるが、国際的にも地域でも突出している教員の多忙化解消は、子どもたちが健やかな成長や学校生活とも密接に関係する。
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