「迷惑解散」「ご都合主義解散」もいいところだ!
Date:2014-11-12(Wed)

衆院解散がここまでトップニュースで報じられて、その流れがとまったことは少ない。急浮上もいいところだ。正直、この年末の忙しい、地方議員にとっては12月議会の真っ最中だ。国会議員は解散となれば急に元気になるさまを何度も見て来た。もう止まらないだろう。

まったくのご都合主義とも言える。来年10月に予定される消費税率10%への引き上げの先送りと合わせて、解散を打とうとしているが、これが本当に「大義」だろうか。

17日発表の7~9月期国内総生産(GDP)速報値が、かんばしくないとの予想は地方であればあるほど実感する。ましてや原子力発電所の長期停止の影響は、サービス業を中心に、その停滞感、日々の暮らしにまで行き渡っている。

何べんも語るが、景気回復が遅れて、消費増税を1年半程度先送りだけで、「衆院解散」の大義になるのだろうか。安倍内閣の支持率が高いうちに解散を断行して局面を打開し、新たな民意を得ることが大義か。

小渕前大臣の政治とカネの問題、沖縄県知事の自民党の敗北の予想、集団的自衛権の課題、拉致問題の行き詰まりと裏の条件はそろっている。

政権政党であれば、誰もが簡単に考えることは確かだが、それをマスコミが面白おかしく、あおるかのように先行するのもいただけない。

するのであれば、経済政策「アベノミクス」の遂行、米軍普天間飛行場の移設、安全保障法制の整備、ここ敦賀であれば、原子力発電所の再稼働などを、逃げることなく、国民に説明し、具体的な争点を明確にしての選挙であるべきだ。

私は、停滞する日本と地方の実情、敦賀の現状を考えれば、支持する党は違うが、政権を支持したい政策は多い。そして何よりも政策の実行だ。解散で推進エンジンを得ようとしているのだろうが、今一つ、理解に苦しむ。

解散・総選挙に伴う1か月以上の「政治空白」、そして、12月の来年度予算の編成作業、予算成立の遅れは景気へも影響する。そうは言っても現実は、動き始めている。これも政治とあきらめるしかない。私に言わしめれば「迷惑解散」「ご都合主義解散」だ。
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