景気の「気」と電力量
Date:2014-11-18(Tue)

ある自動車販売店の知り合いと話をすると、市内の景気動向が手に取るようにわかるとか。なかでも若者が自動車離れもあるが収入の少なさでローンが組めないとか。軽自動車の売れ行きでもはっきり景気がわかるらしい。

景気の「気」、人間の「気」分、「気」持ちで変わる。4月に消費税率を5%から8%に引き上げた後の日本経済は、やっぱり悪かった。予想以上に正直だ。

内閣府が発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質ベースで前期比年率1.6%減った。

4~6月期に続き2四半期連続のマイナス成長である。予想以上に悪かったことからこれも「気」持ちで東京市場では株価が大幅に下落した。 

特に、振るわなかったのは、個人消費だ。7~9月期は前期比で増加に転じたとはいえ、小幅の伸びにとどまった。自動車など高額の耐久財の購入が手控えられた。住宅投資も減った。

もっと、身近で速報で「景気」を判断できるのは「電気」だ。この「気」も正直だ。北陸電力が今年度上半期に県内で販売した電力量は、夏場の気温が低かったこと、節電意識の徹底などから前の年度の同じ時期より1.7%減って、上半期としては4年連続で減少した。

数字で示すと、今年度上半期に、北陸電力が福井県内で販売した電力量は、34億9300万キロワットアワー。これは前の年の同じ時期より1.7%減っていて、上半期としては4年連続で減少した。

このうち家庭向けの電力販売量は7月から9月にかけて気温の低い日が続いて冷房需要が減少したことが大きいが、前の年度の同じ時期と比べて4.2%減少し、それに「クールビズ」の節電意識だ。

敦賀市内の数字は持ち合わせていないが、これも同じ傾向だろう。敦賀市役所も節電効果は数字で表れている。各企業も節電意識は相当、広がっている。地球温暖化対策もあるが、何よりも経済対策だ。

節電対策の徹底も重要だが、景気が落ちることは、やっぱり気になる。それに年末解散、地方の稼ぎ時、サービス業もはっきりと数字が経験則だ。本当に迷惑な解散だ。
スポンサーサイト
【2014/11/18】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |