舞鶴若狭自動車道のプラス、マイナス効果。
Date:2014-11-29(Sat)

道が人の流れを変えることは、いつの時代も同じだ。北陸自動車道の開通で、国道8号線にあったドライブインが次々と姿を消した。

舞鶴若狭自動車道(舞若道)全通後、交通量(小浜-敦賀間)は1日平均7400台(平日6400台、休日9200台)で、6千台の計画交通量を2割以上上回った。全線開通効果に物珍しさもあるが、これからの推移を継続してウオッチする必要があることは確かだ。

気になるのは3割、4割減と言われる敦賀インターの通行量の減少だ。予想されたとは言え、敦賀素通りのマイナス効果も鮮明になった。

減少しつつある敦賀市の観光客数にどう影響するか、「さかなま街」などの国道27号線の観光バスの流れも、どうなっているのか、長期的な流れがあるだけに要注意だ。逆に言うと、マイナス効果以上の魅力の発信が、必要だが、これが難しい。

いずれにしても、嶺南全域でみれば、国道27号の交通事故が前年同期比で約3割減少、嶺南地域で観光客が2割増加と、舞若道効果だ。観光は広域観光で敦賀市に、これをどう入れ込むか、難しい課題だ。

主な観光地では来場者が前年同期比で2割増加し90万9100人。隣接の京都府北部地域でも同様の効果が表れた。県域を超えた広域観光の重要性もここにある。

一方、北陸自動車道の開通で市立敦賀病院の救急搬送が増えたように、舞若道での公立小浜病院への救急搬送は30件あった。冬場、増える可能性がある。

原子力発電所の長期停止と、少子高齢化、人口減少で悩む嶺南地域、この舞若道の開通を契機に、プラス効果、マイナス効果もをしっかりと精査し、知恵で協力してプラス効果を引き上げることを考えておく必要もありそうだ。 
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