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安全第一に、着実に、「もんじゅ」頑張れ!
Date:2008-08-21(Thr)

昨夜、松原の浜茶屋で過ごした。一昨日の低気圧の影響か、浜茶屋の中まで波が入ってくる。海の荒れは二、三日残ることがある。これが海の怖さだ。それにしても、浜茶屋と波ぎわがあまりにも近くなった。砂浜が少なくなっているのが気になる。トラックによる砂を入れるにも限界がある。

話を変えるが、けがばかりでろくに試合に出られず、チームに迷惑をかけっぱなしのプロ野球選手。そのくせ高給をもらい続けたため酷評された。失礼だが、まだいたのかという声さえ聞こえた。そんなプロ野球・オリックスの清原選手が今期限りの引退を表明した。私の子供のころは長嶋、王、夢を与えてくれた。次の野茂、桑田、清原もプロ野球を楽しくしてくれた世代だ。また寂しくなる。

無残な姿をさらしても、愛してやまない人でもある。高校時代、西武時代の華々しさを知るが故、裏切られたような気がしてファンをやめたはずなのに、憎めないという人もいる。彼にはそんな不思議な魅力があった。

とにかく登場した時はまぶしかった。甲子園の夏の申し子。純情さも心を打った。いかつい顔だが、人目をはばからずよく泣いた。ヘルメットも楽天の野村克也監督が現役時代に使っていた中古品だ。恩義も忘れない。野球少年たちへの支援活動も数知れない。彼のそんな素顔に、多くの人が引き込まれた。

引退表明の日、誕生日、そして、思い出深い夏の甲子園が閉幕と偶然が重なる。時代の申し子かもしれない。清原と重ねるの大変失礼だが、高速増殖炉「もんじゅ」も華々しく登場した。「夢の原子炉」、「次世代のエネルギー」と称され、敦賀市にも雇用や消費、固定資産税でずいぶんと貢献した。

ところが、平成7年のナトリウム漏えい事故で一変した。不祥事にトラブル、まさに傷だらけのプラントだ。マスコミ報道の一番のネタでもある。その「もんじゅ」が、試験の工程が大幅に遅れていることから、運転再開は来年2月に延期と市長に報告した。

今年10月の運転再開をめざし、設備全体の最終試験が行われていた。職員も懸命に頑張った。しかし、ナトリウム漏れを知らせる検出器で、取り付けミスが相次いで見つかったことなどによって、試験全体の工程に大幅な遅れが出ていた。

政治的環境も、市民感情も、まだ再開には冷たい。国の判断もまだ再開には遠い。県議会、市議会も再開を議論する環境にはなかった。いずれにしても、日本原子力研究開発機構は、工程の大幅な遅れを取り戻すことは難しいと判断し、運転再開の時期を遅らせることを決めた。ここまで来たのだから、焦る必要はない。

持たざる国、原油高騰、資源枯渇と、昨日の日本海のように、その道は険しいが、高速増殖炉「もんじゅ」の必要性は誰もが認める。清原のように引退を考える環境でない。安全第一に着実に再開に向けて頑張ってほしい。
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