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GDPでもないGNPでもないGNHとは・・・。
Date:2008-08-26(Tue)

昨日は、議会運営委員会を傍聴した。今期の議会改革の具体的な予算、決算の常任員会のアウトラインがほぼ出来上がった。12月条例改正を目指し、細部を詰めていくことになる。課題の多い敦賀市議会は、総務、文教、建設、産経の各4つの常任委員会があり、議会の各常任員会では、専門的に審査を行う反面、一方で、縦割り的な予算審査などが行われ、総合的な審査が難しかった。これを、県議会や福井市議会と同様、総括的に審査しようというもの。議論が煮詰まりをまって、今後とも報告したい。

話は変わるが、夜のNHKニュースの全国版最後の場面で敦賀市西浦小中学校の昨日のいかだレースが、映し出された。生徒、教員の計三チームが、学校前の海岸から水島を目指してタイムを競う。現在、中学生が3年生4人、一、二年生4人の計8人、小学生が15人。 朝から準備で先生も大忙しだ。考えようによっては、のどかな風景だ。授業も複式から複々式授業が行われ、瀬戸内の島の分校を思いださせる風景でもある。

話は飛ぶが、ヒマラヤの麓、中国とインドに挟まれた小国ブータンが注目されている。ブータンでは、国王が発案で、GNP(国民総生産)やGDP(国内総生産)といった経済の規模や成長を推し量る従来の物差しではなく、国民の幸せを追求する「GNH(国民総幸福)」というユニークな概念を取り入れている。数年前、日本でも紹介され、外務省のHPでも報告されている。2年前、ある英国の研究者がはじき出した計算方法で国民幸福度」順位で、ブータンは8位。アジアの中ではトップ。

ちなみに日本は90位。トップはデンマーク、考えようによっては、順位だけみても納得できる。国王は、従来型の経済発展を目指せば、環境破壊が進み、貧富の差や独自文化の喪失などの弊害を招き、必ずしも国民全体の幸せにつながらないと結論した。ブータンならでは考え、尺度だろう。

「豊かさ」とは、「幸せ」とは、西浦小中学校は、それを問いかける風景でもある。敦賀でも白木、池の河内の分校廃止、愛発中の廃校、葉原小の廃校など、少子化の影響と道路整備により、今後もこの動きは止まらないだろが、地元は、大反対だ。まさに少子化との闘いでもある。

少子高齢化の流れや、戦後求めてきたものなど、いろいろな側面を考えさせられる風景だ。スローライフの考えが見直される半面、西浦小中学校の校舎と道路は、原子力発電所がなかったら存在しなかったものでもある。共生ともいうべき風景だ。子供たちと先生のいかだ競争は、ここでしかできない風景である、この風景はいつまでも大事にしたいものだが…。
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