県境によって行政区域が区分されるために、総合的な地域づくりが困難な地域

10月21日(日曜日)

 昨日は、朝から行事の連続。これも楽しい一日だ。予想に反しての、爽やかな秋晴れはいい。「気比の松原を愛する会の浜の清掃」、JR直流化一周年を記念した「つるが観光物産フェア」そして、中央町の福祉の集い。

 昼からは、物産フェアの会場に戻って、「全国県境地域シンポジウム」。県境地域 は、 地理・歴史の一体性を持ちながら、県境によって行政区域が区分されるために、総合的な地域づくりが困難な地域のこと。講演で、青森県と岩手県にまたがる、元南部藩の話があった。明治維新の際に維新政府に抵抗し、結果は、藩が分断された。私も何度か、六ヶ所村の関係で訪れ、津軽藩と南部藩の文化の違いを肌身で感じた。県都・青森市のあり、優遇されてきた津軽地域と南部地域の格差。嶺北と嶺南の格差問題にも通じる。

 
嶺南地域もどちらかと言えば、歴史的にも、文化的にも琵琶湖や京都の結びつきが強い。従来の行政区域では、制限できない人の交流、文化は、変えようもない。まして、道州制論議が、これまでの行政界を大きく変えようとしており、敦賀の発展や嶺南の発展を考えると、その目は当然、滋賀県であり、広くは関西方面に向く。この様な背景から平成16年より始まった「全国県境地域シンポジウム」の運動も、明日の敦賀市を考える上で、戦略性のあるシンポジュウムではないか。

 特に、嶺南で得られた税収(原子力発電の核燃料税など)の大半とは言わないが半分以上、嶺北に使われる現状から考えると、住民としては黙ってはいられない。その例が、若狭湾エネルギー研究センターの研究成果の核とも言うべき、陽子線がん治療施設の福井市誘致だ。河瀬市長の言う、道州制論議の際の「福井県離脱、関西州へ」との発言は、今の段階では政治的発言だが、市民の大半は、支持する。

 観光物産フェアは、北は小樽、南は鹿児島の川内市と、全国の特産品の販売店など約50のブースが並び、天候に恵まれ、リュックを背負った観光客も多く観られた。敦賀ラーメンの屋台も列が並び、顔なじみの深夜とは違った会話で楽しめた。兵庫県の明石焼きもうまかった。


スポンサーサイト
【2007/10/21】 | ページトップ↑
| ひとことトップ |