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橋本大阪府知事の改革に学ぶ・・・。
Date:2008-09-01(Mon)

昨日、昼から敦賀まつりの民謡踊りの準備。8月最後の暑さも手伝ってだらだらと作業を続行。夕方5時から自転車を走らせた。気比の松原、原、沓見、関、粟野、中郷、東郷と敦賀平野の周辺道路をつなぎ合わせた。夕方の風はすっかり涼しく、水田はもう日の光をいっぱいにためこんだ実りの香りだ。早いところでは稲刈りも行われていた。夏から秋へ。鈴虫の鳴き声も本格的だ。季節が穏やかに移り変わる。昨日は久しぶりに美しい、このところの雨のせいか、くっきりすっきりだ。

今、地方の改革は、財政疲弊も絡み真剣勝負になってきた。中でも、大阪府の橋下知事の改革は、6月議会の予算編成を終え、府民の支持率の高止まりで、市民権を得たようだ。絶好調というより、発想が、削減ばかりではないようだ。次を考えている。

今、注目されているのが三つ。大阪市や国まで巻き込んだ大仕掛けのテーマが3つ。①水道事業の府市統合②伊丹空港の廃止③WTC(ワールド・トレード・センター)への府庁移転構想。

中でも、伊丹空港廃止は、以前から経緯を考えると、突然でないところがいい。次の展開が興味深い。関空、伊丹、神戸の3空港はそれなりの役割分担をしているが、もとは関空ができたら伊丹を廃止する計画だった。また新空港は泉南沖か神戸のどちらか一つに作る計画だった。それがなし崩し的に2つとも作り、かつ伊丹も残す結果となった。足並みが揃わない関西のふがいなさと国の空港戦略のなさを象徴する結果である。敦賀からみれば、伊丹空港の廃止は便利さから困る。そんな反対が伴うことは必定。

国内線の大半は伊丹と神戸に下りる。そのため「国内国際一体かつ24時間稼動」という妙味が活かせないまま、関空の経営は、赤字の連続。1兆円を超える負債もなかなか減らない。神戸も赤字。今のままだと3つとも共倒れの恐れがある。関空と神戸は借金で倒れる。伊丹空港は、国内線で黒字だが、騒音対策費なで出費も多い。経常経費が高い効率の良い空港ではない。

伊丹を売却すれば5千億~1兆円になる。伊丹空港を売却して、関空の借金返済に充てる。客は神戸と関空へ。伊丹の取り空間は関西の一等地、再開発は北摂の活性化につながる。周辺地区の騒音もなくなり宅地価値も上がる。シナリオ通りに行くかどうかは別にして、発想と次の展開も納得できる。当然、黒字空港の廃止はもとより、周辺住民や兵庫、京都の抵抗は予想される。

乱暴だが、改革とはそんなものでもある。破壊と創造という大胆さが必要だが、地方都市でも、これまでの拡大路線はもう通用しない。理由ははっきりしている。人口が減るのである。税収も減るのだ。それに応じた検討が必要なことが多い。

個人のブログとお許しいただきたが、きらめき温泉リラ・ポートは、設備容量の大きさとエネルギー効率の悪さから、今後とも赤字経営は続くことは間違えがない。配管、ポンプは温泉という環境から痛みも速く、大半のポンプがこの6年間で交換をしている。見えないようだが、リニューアルと修繕費用は、相当かかる。そのことを前提にしての指定管理者だ。将来を見ておかなければならない。

一方の厚生年金施設サンピアは、存続を要望するスケートリンクの赤字部門もあるものの、宿泊、施設利用、温浴設備と黒字部門も多く、まだまだ利用価値は高い。最後は、土地売却も可能だ。三法交付金もあるが、将来的には、リラポート休止とサンピアの利活用も検討できないか。市民コンセンサスと費用対効果の詳細検討が必要と思う。ただ、サンピアは費用対効果なしに、闇雲に購入すべきではないことは確かだ。

敦賀の医療を考えると、国立福井と市立敦賀病院の統合、検討中だが、市立看護学校と敦賀短大の合併と、これは飛躍だが、若狭湾エネルギー研究センターと連携大学の連携から合併など。

難しいというより、実現が不可能なものばかりだが、狭い敦賀平野、国立、県立、市立、民間の枠を超えての検討は、あってもよい。

ここからは、現実的に、JR敦賀駅舎改築は、当面、バリやフリー以外は先送りが新幹線問題とは別にしても妥当だ。改築後、誰がメンテナンスをするかだ。最近の例では、公共施設建設が伴うので、自治体が面倒をみることもある。電気、水道からその後の修繕まで敦賀市が行うなら考えものだ。イメージだけで改築を行うなら、そんな時期ではない。しっかりとしたコンセプトと費用対効果必要だ。現在、この検討がなされているとは決して思えない。

連携大学も深い検討が必要だ。20年間の子供の数、全国の大学院、理工系大学院の現状、もっと言うと原子力系の大学の現状だ。石橋を叩いて渡る心構えが必要だ。国の頼るのもいいが、国の限界を見ておくべきだ。

敦賀の高校生卒業生約600名、確かに大学もなく、就職先もない。とどめる施策と呼び込む施策も大事だ。ただ、敦賀というエリヤ性と現実を考えた施策を実行することの大事さもある。学校、工場の誘致は両面でできるところから行う姿勢が大事だということはいうまでもない。

乱暴に書いているが、最近感じるのは、深い検討が少なく、将来を見据えた計画ができていないのではないか。敦賀3,4号建設により、確かに敦賀に大きな経済波及効果を呼ぶが、どう生かすか、始まってからでも遅くはない。今は、堅実に、着実に、整理しながら、将来に市民に役立つもの残し、整理して行く姿勢が大事だ。それも今までの常識通りで進まないことは事実だ。

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