県下でも突出した高齢者一人世帯の多い敦賀市、どう対応するか。
Date:2015-04-20(Mon)

昨日から敦賀市長、市議選がスタートした。多くの有権者にとって市の選挙は、知事や県議選以上に身近で関心の高い選挙のはずだ。選挙戦前に、各家々をまわって、この4年間の地域の空き家、高齢化が予想以上に進んでいることだ。けっして私の住む中央町も例外ではない。

一方、小浜市議選挙は無投票だった。正直、人口減少では、敦賀市よりも小浜市は深刻のはずが、なぜ無投票と疑問をもつ。

昨年5月、全国に「自治体消滅」の衝撃が走った。現在のペースで大都市への人口流出が続けば、市でも小浜市は深刻だ。2010年から40年までの30年間に20~30代の女性が半分以下に減るとの試算を発表。そのような自治体は将来消滅する可能性があるとした。

財政難と高齢化、市の執行機関と両輪の関係とされる地方議会の役割もさらに重要となる。人口が減少しても持続可能な地域の将来像をどう描くのか。それこそが論戦のテーマにふさわしい。地縁、血縁などだけにとらわれない、政策中心の活発な選挙戦を展開したい。

 毎日、私も政策を述べたい。まずは、「団塊の世代」が75歳以上の後期高齢者になる、いわゆる「2025年問題」まであと10年。地域で高齢者を支え合うシステムづくりが急務だ。
その中心となるのが、地域包括支援センターだ。このセンターは、高齢者に何かあった場合、市民が相談する窓口としての役割も果たす。

しかし、この制度はまだ緒についたばかりだ。このセンターは高齢者だけでなく、子どもや障害者も含まれる。 

もっとも身近な町内会組織など地域コミュニティーも濃淡がある。町内にあっても地域のつながりが、マンションの乱立などでほとんどできないことも多い。また、市老人クラブ連合会は、毎年、減少傾向だ。

県下でも突出した一人世帯。松葉町、桜ヶ丘団地の一人世帯の高齢化が典型だ。失礼だが、認知症と思われる方もいらっしゃる。敦賀市では1人暮らし高齢者の安全確保を大きな課題と受け止め、実態を調べる必要がある。

住み慣れた地域で、誰もが自分らしく安心して暮らし続けられるよう、行政、市民、関係機関などが、問題意識を高め、情報共有を図り、高齢者をケアするネットワークづくりが求められる。 

今は一線を退いたが多彩な経験をもった人材が、新たな社会貢献や、地域ボランティアとして、子供の見守り隊だけでなく高齢者の見守り隊の組織化も必要だ。先進的な十和田市もあり、どう構築するか、議会でも提案していきたい。
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