歴史遺産や自然をどう残すか、税収とのからみで難しい時代だ。
Date:2015-05-05(Tue)

敦賀の赤レンガ倉庫などのように、最近、古い建物を利用したレストランがはやりだが、欧州のように長く続く風潮と思う。全国的にも展開されている観光資源、税収と、歴史遺産の新たな生き方だ。

文化財ほど古くなくても、太い柱や梁が組まれた住居と年季の入った調度品の中にいると、懐かしい気分に浸れる。古さを取り戻した敦賀市立博物館もそうだ。 

相生町の町並みも大夫良くなった。敦賀も一時期、焼け残った旧敦賀市役所、大和田別荘など、古いものを壊して新しい建物へとの風潮があった。今から思えば、残念きわまりない。

建物とはt違うが、金沢の旧家で輪島塗のお椀(わん)の数々とであった。明治時代の物と聞くが退色していない。収めていた桐(きり)の箱のおかげだという。 

見せてもらったら、寸分の狂いもなく容器とふたが合わさる。指物師の腕の確かさには恐れ入るばかりだ。内部は香りがしそうなほどみずみずしい。塗り物の保管には温度と湿度の調整が大事だが、木の箱が最適の状態に保ってくれたとも。金沢に残る普通の民家に残る伝統技術とそれを大事にする風潮が今日の観光資源とも結び付いている話だ。 

かつては自宅で法事や慶事を行った。今、愛発、東浦、西浦など古い家々でも同じように保存しているお宅もある。ただ、それも建物の維持と同じように、捨てられるものが大半だとか。残念ながら、古いものを大事にしなかった風潮は建物だけでもない。

いずれにしても、土地柄もあろうが、西福寺などに残る絵や巻物など、大事にしたい敦賀の財産だ。どう保存するか、ここにも難しい課題がある。

以下に、敦賀の残すべき歴史や自然を列挙したが、保存には金がかかる。どう維持し、保存するか、教育委員会だけの仕事でもない。税収が厳しくなるなか、池河内や中池見の自然も、県と市の連携による保存のあり方など、総合的な視点が必要に思う。

氣比神宮/金前寺/金崎宮・金ヶ崎城跡・天筒城跡/敦賀市立博物館/幸若遺跡庭園/ 武田耕雲斎等墓と気比の松原/西福寺 /中池見湿地/池河内湿原/中郷古墳群と立洞古墳群/新保陣屋/木ノ芽古道/赤崎獅子舞と阿曽相撲甚句 /常宮神社と朝鮮鐘/色ヶ浜と芭蕉句碑/産小屋/ 立石岬灯台/白城神社/柴田氏庭園/敦賀連隊跡/疋壇城跡/玄蕃尾城跡/深坂古道/鉄道の近代化遺産 など。
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