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出生数減と貧困化の増加
Date:2015-05-08(Fri)

昨夜は7がつ19日の敦賀港カッターレースに向けて実行委員会。季節ははやくも初夏だ。

ところで、この連休も各地で青空に、こいのぼりが元気良く泳ぐ様はよくみた。この季節ならでは風景だ。それも立派な鯉のぼりが多い。田園風景に似合う。

少子化ながらもこいのぼりのように、健やかに、伸びやかに、誰もが願う。敦賀市でその子どもの出生数が昨年度、550人を切った。かつては700を超えていたものが最近は、600前後で推移していただけに一時的な現象ととらえたいが、今後も注視したい。

それに、子どもたちが置かれた状況は決して好ましいとは言い難い。昨日の報道も驚くが、貧困、虐待、いじめなど、さまざまな問題が深刻化している。

その背景に子どもの6人に1人は貧困状態にある。全国的にも「子どもの貧困率」は平均的な所得の半分を下回る世帯で暮らす18歳未満の子どもの割合だが、2012年時点で16・3%と過去最悪を更新した。ひとり親の世帯だと54・6%に跳ね上がる。

敦賀市のデータを持っていないが、現実は全国に近い情況になりつつあると感じる。 

格差の拡大と無縁ではない。子どもの貧困の背景には家庭の在り方の変化もあろう。非正規、臨時も敦賀市でも増えている。子ども一人が限度とも伺った。

敦賀でも離婚の増加で、ひとり親の家庭は増えている。母子家庭では、働く母親の多くが非正規雇用で、貧困率を上げる一因ともなっている。

出産や育児などを公費で支援する仕組みこそ、充実してきたものの、意外にも、国内総生産(GDP)に占める「家族関係社会支出」が欧州各国に比べて低い。2012年度の社会支出では、年金や介護など「高齢」関係が47・6%を占めたのに対し、「家族」関係はわずか5・5%だった。子育て支援に力を入れても結果が出ていないのが、気になる。

次の世代を育てられない社会はいずれ行き詰まる。子どもは社会の宝だ。そこへの投資は未来への投資でもある。我々世代は子育ては、家庭の問題と思っていたが、それが課題が増え、家庭だけ頼る時代でもなくなった。

思い切った社会的コストと思うが、財政でどこまで支援したらいいのか、財政が難しいだけにこれも難しい課題だ。結婚、出産、子育て、教育といった一貫した総合政策が地方都市でも必要とも思うが、正直、これも議論が深まっていない。
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