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白川文字の教育
Date:2015-05-23(Sat)

日本漢字能力検定協会(京都市)が発表した2014年度の検定(漢検)の小・中・高校生の都道府県別合格率によると、福井県は小学生が90、9%で1位に輝いた。

福井県の各小学校では授業で白川文字を早くから取り入れ、11年度からは全小学校で導入されているのが理由とか。特徴ある教育は、結果を産み出している。素直に喜びあいたい。

ところで、同じ北陸の能登地方に東京から移住してきた一家をめぐるNHK連続テレビ小説「まれ」で、重要な役を占めているのが伝統の輪島塗だ。

ヒロインが思いを寄せる青年が、日本一の漆塗り職人を目指し、修業する。

この青年に親方が説く。何度も塗って深みを出すのが伝統。危険なのは手抜きで回数を減らしても一見して分からないところだが、「見えないところに魂が宿る」のが神髄なのだ、と。

だが、伝統の手法はコストがかかり、消費者の手が届きにくい価格になる。確かに高いが風合いといい、使い心地といい、いいものはいいとの心境になる。

ドラマのヒロインのモットーのように、作品はどれも「地道にこつこつ」と苦闘しながら生まれた。見えないところに宿る魂があるように思う。いい伝統は、若い人に引き継がれる。

話を戻すが、白川先生の残した漢字に対する思いは教育の中にも伝統として生きている。合格率という数字の評価だが、それも白川先生のおかげと思えばいい。
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