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雨は自然現象だが、水害は社会現象といわれる。しかし、
Date:2015-06-15(Mon)

祈りと言えば、日本の神社の源は森林にあるという。気比神宮もこれにつながると聞いたことがある。来年のサミットが伊勢志摩に決まった。これも「伊勢神宮」の関係も意識されているように感じる。

神話につながる信仰の土地というよりも伊勢志摩の広大な原生林と、サミットテーマの温室効果ガス削減目標を刻むにもぴったりの場所とも感じる。原子力発電所の見直しの契機とも思うが、どうだろう。

梅雨に入った九州で早速、温暖化か、避難指示や勧告が出た。甚大な被害がなかったのは何よりだ。

雨は自然現象だが、水害は社会現象といわれる。しかし、豪雨は温暖化、これも社会現象か。人が住んでいない場所に大雨が降っても被害は出ない。その土地がどう開発され、人がどう暮らしているかが被害の程度を左右するからだ。

笙の川も昭和8年に今の位置につけかえて、その後、その周辺に家が密集した。無理な造成ではないが、明らかに社会現象だ。基本的に堤防を築いて水の流れを造っただけで一度、決壊すると、その範囲は大きいと認識する必要がある。

笙の川とは違うが、昨年夏の広島市の土砂災害は、その典型だろう。観測史上最多の豪雨ではあったが、被災地は1960年代、山の斜面に向かって開発された場所に集中した。

無理な宅地造成が被害を拡大させた面も指摘されている。裏返せば、自分が暮らす場所がどんな所かを知ることは防災の一歩、ということだろう。特別警報が出て溢れそうになった笙の川、それにしても改修は遅々と進まない。決壊してはじめて改修では、そんな思いを抱くのは私だけでないはずだ。

洪水ハザードマップも参考に早めの情報収集と判断、行動を心掛けたい。自然の地形と開発で出来上がった街と、減災という
観点でしっかりと考えておきたい。

先日も報道で、南米ペルー沖では、海面水温が高くなるエルニーニョ現象が強まっている。今年の梅雨は長引き雨も例年より増えそうだという。もう時期、梅雨入り、災害のない敦賀、梅雨も実りの雨で終わることを祈りたい。

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