駅前周辺整備を市長の独断専行で進めていいのだろうか。
Date:2015-06-19(Fri)

一昨日の議員説明会の続き。敦賀駅西地区土地区画整理事業計画変更は、北陸新幹線を8年後に控え最も大事なプロジェクトのひとつ。

これまでも駅周辺整備構想委員会、デザインガイドライン専門部会、土地活用検討部会と議論を積み重ねながら計画を進めてきた。それに議会の駅周辺整備の特別委員会の議論も考慮しながらの事業計画でもあった。それだけ税金36億円を投入した敦賀百年の大事業だ。

説明で、北陸新幹線の工事本格化に伴い鉄道・運輸機構の業務量、人員増加を理由に、駅西地区土地区画整理区域の福井大学附属原子力工学研究所南側の公園予定地に仮設のプレハブで事務所を設置したいと言うもの。

事務所は新幹線工事期間も含め10年以上の存続となる。このため予定では公園を研究所の北側に変更するもの。手続き上、これは仮設でなく本格的な計画変更となる。

本来、仮設の駅前広場、自転車置場、駐車場の利用は一年かけて検討する事になっていた。

ここに公園を設置するとの説明、それも事業計画の変更のため県との協議、計画書提出、縦覧指示の作業が5月27日に終わっていて、ほぼ決定事項とみていい。これまでの各種委員会での慎重審議、議会への説明など行うことなく、それも市長の指示、独断専行。それだけ市長の権限は大きい。

本来、鉄道・運輸機構は事務所を気比神宮裏の税務署跡地を希望で気比神宮との協議を経て3月に契約を済ませていたとか。説明では気比神宮の「おくの細道風景地名勝地選定」のためとあったが明らかに矛盾。すべてが市長の指示。

運輸機構も計画変更で戸惑いと急ぐ理由もあろうが、駅周辺の土地活用の手続きは敦賀市の土地だけに、議会の同意もなく一存の市長のトップダウンできる作業だ。

これだけ多くの課題と問題点、それに検討不足、将来構想がないまま、市長の指示、一存でこのまま進めていいのだろうか。

駅前は敦賀市の顔、その計画はまさに敦賀市の百年の大計、それだけに「急いては事をしそんじる」の喩えにならないようにしたい。

英語訳では「Haste makes waste.(慌てると無駄ができる)」「The more haste the less speed.(急げば急ぐほど速度は落ちる)」と。百歩譲って、まだ計画段階、「急がば回れ」の喩えもある。
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