金融危機は必ず、弱いものに影響がまず来る。
Date:2015-07-09(Thr)

ロシアのウオッカの意味は「可愛い水」とか、それほどウオッカがすきとのジョークは多い。ただ、あの強さは、記憶をなくした体験があるだけに、今でもなじまない。

強いと言えば、ギリシアに八角の香りがする甘く、強いウゾという蒸留酒がある。ビンからして魅惑的だ。騙されやすい。大学時代に船に乗った先輩の土産で思わず飲んだがこれも強い。

無色透明な酒は氷や水を入れるとたちまち白く濁る。濁って向こう側が見えないのはウゾだけではない。なぜ、世界同時株安になるのか、正直、理解に苦しむ。

忘れかけているが、リーマンショックからまだ10年たっていない。

派遣切りあい、敦賀市の親元に帰って来た若者、自己破産に至った高齢者、職を失い病気になった生活保護世帯、借金を抱えて飲食店を営む方など、それでも今を懸命に生きている。

金融危機は必ず、弱いものに影響がまず来る。職業柄、それぞれをよく知るだけに不安にもなる。

ギリシアの放漫財政のツケとはいえ、国内総生産はこの5年で25%減り、若者の2人に1人は失業する。国民の不満が爆発したのは、凡人のわが身でも分かる。

いずれにしても、貸借文化の違いか、「借りた金は返さなければならない」が常識が日本だが、法律の中に自己破産など、最低限の生活を営むために抜け道もある。
テレビの解説によると、ギリシャなど南欧や南米では「返せないものは返さなくてもいい」との考えがなじむとか。地勢学的なことなど複雑怪奇なだけに理解不能だ。

5年に及ぶ緊縮を受け入れ、高失業率と年金や給与の大幅減に苦しむギリシャ人は「返せないほどの金を貸した方が悪い」と考えるのだとか。ギリシアのプラトンの言葉に記憶が正しいか「始めは全体の半分なり」とある。物ごとは、取り掛かった時点で半分は終わっているとの意味らしい。ギリシャの次の一歩はどんな結末に向かっているのか。不透明なのはウゾだけで十分だが。
今日は議会、最終日。議会も説明が難しい課題が多い。それでも説明責任、ゆっくりとじっくりと話すことも大事だ。
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