節電の意識は定着したとみるか、一方で薄れ始めている。
Date:2015-07-13(Mon)

昨日の敦賀は、夏本番、33、5度、猛暑だ。朝9時、気比の松原海水浴場の海開きに始まり、1時半戦没者戦災者の追悼式、昼からは海洋少年団とカッターの練習で汗を流した。カッターの練習の手伝いも遊びと思えば苦になるより楽しい。

松原の海水浴場にも久しぶりに賑わっていた。本当に敦賀らしい光景だ。瀬戸内海に育った私は子供の頃は夏の遊びにことかかなかった。釣りにもぐりに、あの頃は真っ黒が良しとされた時代、黒んぼ大会もあった。敦賀に来て、釣りに、ヨットに、ウインドサーフィンと、子育ても自転車で15分、海水浴場で。これほどの遊び環境もない。ただ、これも海水浴離れで長期的な現象傾向は続いている。観光客数減少の要因でもある。

ところで、あれから5年目の夏になる。東日本大震災は、多くの人の電力に対する意識を変えた。突然の電力不足に首都圏などは計画停電で大混乱した。

夏の需給逼迫の恐れから、工場や病院などが自衛策に追われ、家庭やオフィスで小まめな節電を心掛けるようになった。

今年も「節電の夏」が、昨年に続く全原子力発電所停止の中で始まった。国は安定供給に必要な3%以上の余裕を全地域で確保できるとして数値目標を設けず、無理のない範囲で節電を呼び掛けている。一方、北陸電力の敦賀火力は定期検査以外はフル稼働だ。

ただ、関西電力管内は自前で賄えず、他地域からの電力融通でぎりぎり3%の余力を得た形だ。想定以上の猛暑や発電所トラブルで不足に陥りかねない綱渡りが続いている。

電力構成には、コストや環境と、すぐに発電所を増やす環境にはない。石炭など資源を輸入に頼るのは円安も重なり至難の技だ。

電力の安定供給は、新入社員の頃からたたき込まれた精神的にも技術的にも、夏場のピークに合わせる。ここにプロ意識が備わる。これにコスト意識に、それに安価に安定供給ができる原子力発電所の長期停止と、実情は限界を超え始めている。

東日本大震災から5年目の夏、年ごとに節電意識の定着もあるが、一方で薄れを感じる。猛暑で電力が急上昇する月曜日は、電力マンは気を使う。電力供給の街、敦賀で石炭火力のフル稼働と、原子力発電所の長期停止と、この異常さもそろそろ解消したい時期だが、目処がつかないだけに、景気も含めしんどい夏だ。
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