敦賀駅周辺整備も一度、止まって考えることも大事ではないか。
Date:2015-07-18(Sat)

敦賀駅の交流施設、オルパークの設計は、当初、屋根が敦賀港にある三角屋根が3つ連なる構造だった。その模型を見た県議、市議、市民から苦情が出され、現在の形に変更された。

巨額に膨らんだ総工費が世論の批判を浴びたことを受け、政府は2020年東京五輪・パラリンピックの中心会場となる新国立競技場の建設計画を見直した。

設計者の安藤忠雄さん、独学で建築を学び、数々の賞に輝いたが、それでも自ら手掛けた建築の中には「失敗したな」と後悔しているものもある、と正直に話している。

私ごとで恐縮だが、名前の「正」は「一」と「止」から出来て、へりくつかもしれないが、「正しいことも一度思い止まる」のが「正」ということとも、親父から教わった。

安藤さんの本によると、確か、何度も模型をつくり、図面を描いても完成までに4、5年の時間的なずれがあり、その間に考えが変わっていることもある、と。

「歩」の文字は「止」と「少し」に分離できる。「歩くとは少し歩くのを止める」ともとれる。

話は変わるが、大平洋戦争を誰も止めることができず悲劇となった。唯一、救われるのは本土決戦をせずに降伏したことだ。ただ借金漬けになってまで立派な競技場を造ることを国民は望んでいない。ギリシャの財政悪化はアテネ五輪も一因とされた。教訓とすべきだ。

敦賀駅周辺整備の鉄道運輸機構の工事管理事務所移転問題も、
見直すことを進めたが、止まる雰囲気は渕上市長にはない。議会と市長のしこりは残ったままだ。

7月30日には敦賀市の駅周辺整備の策定委員会が開催される。大事なのは、敦賀駅周辺の区画整理エリアは、市民の税金で整備している場所であり、その主役は市民だということだ。市民が納得できる手続きで将来像を第一に考えることだ。決して市長の一存で進めるものではない。
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