暑い中での視察、教育と訓練、そして運転再開。
Date:2015-08-11(Tue)

「百聞は一見にしかず」、現場での教育訓練は、いまでも体で覚えている。特にこの時期、どこの現場も大変だ。

原子力発電所の現場も中央制御室など一部をはぶいては、冷房管理はなされていない。額に汗どころか、全身、汗だくになりんがらの現場だ。机上の勉強が現場での暑い時期の体感が意外に身に付いていることが多い。

昨日、暑い中、渕上市長が就任後初めて敦賀市内にある3つの原子力施設を視察した。渕上市長は、高速増殖炉もんじゅや解体作業の進むふげん、それに敦賀発電所と、一日にそれも三ヶ所の現場の視察、夏、真っ盛りの視察だけに、敬意を表したい。

一方、原子力発電所で重大事故が起きた場合に備えて福井県内の教育関係者などが子どもの避難の手順などを防災の専門家から学ぶ講習会が長谷の「若狭湾エネルギー研究センター」で県内の小中学校や高校の校長、保育士な約180人が参加して開かれた。

まず、県の防災担当者が、避難計画の概要を説明した。県内、対象となるすべての学校で避難マニュアルは策定されている。

なかでも、実際に訓練をして子どもの保護者への引き渡しの方法などを説明し、確認を呼け、次に、原子力防災が専門の福井大学の安田仲宏教授が講義。

教授は、東日本大震災後の福島の事故後の現場を経験しただけに説得力がある。

福島の事例を紹介しながら放射線や原子力防災に関する教育を日頃から学校で行うことで避難の混乱を少しでも避けることができる。

避難にあたっては、学校と自治体、保護者との連絡手段をしっかり確保することが大事だ。原子力発電所と共存する立地にとって、これから教育と訓練は大事だ。

一方で、危ないだけではなく、原子力発電所の見学で必要性や安全性を小中高校で教えるフランスの原子力の教育も参考になる。立地地域の我が町の産業としての見学と非常時の訓練、相反するが、これからは大事な視点だ。

ところで、今日、鹿児島の川内原子力発電所の制御棒が抜かれる。暑い中、電力事情が逼迫する中での運転再開は朗報だ。長い日本列島、送電網は意外に弱い。温暖化の救世主でもある。安全を確かめながらの運転再開、再稼働、これも大事な仕事だ。


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