過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる 
Date:2015-08-14(Fri)

敦賀気比、まさかの敗退。残念だがよくやったと思う。全国、どこにいても、敦賀気比の名はとどろいている。夏が終わったような感覚だ。

ところで、今年は、終戦、70年目の節目を明日、迎える。節目での政治家の言葉は重要だ。安部首相の談話、今日、閣議決定される.
かつて、「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」、有名なワイツゼッカー元大統領の演説である。 

日本とドイツを単純に比較はできない。だが、過去の歴史に真摯に向き合う姿勢は洋の東西を問わず、国を率いる指導者たちに求められるものだろう。

東日本大震災、福島の事故から4年5ヶ月。福島県浜通りの市町村には帰還困難や居住制限といった避難指示区域が設定されている。

浪江、双葉、大熊、富岡、楢葉の5町を中心に車で駆け抜けることができる。

北に向かう国道6号は、一般の人は通過のみ。交差点ごとに警備員がいる。放射線量の高い富岡-双葉町間は二輪車の通行が禁止。

すれ違う警察車両は県外ナンバー、札幌ナンバーなどなど。応援が続いている。

スーパーや飲食店の建物はあっても、走行音とセミの声。5、6度は訪れた、この地域。何度か宿泊も重ねただけに、この光景は関係者のひとりとして、複雑な感覚だ。

常磐道には、ところどころ、放射線量をデジタル表示するパネルもある。

私自身も、この事故の大きさと教訓は、しっかりと受け止めたい。原子炉の運転を学んだひとりとして、事故の現状がわかるだけに目をそらせるつもりもない。

11日、九州電力川内原発1号機(鹿児島県)が再稼働した。今日にも送電を開始する。この状況での、川内市、川内市議会、すべてではないにしろ11万人の再稼働の判断は重い。

私は、国のエネルギー基本計画で重要なベースロード電源とされている原子力が、現実に一つ動いたことは評価したい。厳しい世論とはいえ、川内原子力発電所の職員も安全最優先で取り組んでいる。それにしれも、新基準が施行されてから再稼働まで2年はかかりすぎだ。嶺南地域、敦賀市は厳しい環境が、続くのか。
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