進化するLNG発電と太陽光発電
Date:2015-08-28(Fri)

昨日は、堺市の臨海部に位置する関西電力の堺港発電所のLNG発電、堺市と関西電力との共同事業の堺太陽光発電所、昼からは枚方市にある家電リサイクルを行う関西リサイクルシステムを視察した。

堺港発電所は、1964年12月に1号機が運転を開始、8号機までが建設された。当初は石油専焼だったが、旧設備を廃止し、新たにLNGを燃料とする1,500℃級コンバインドサイクル発電方式の設備を建設し、昨日は発電容量200万KWとのほぼフル運転。これは関西電力の昨日の電力供給の1割。

発電方式は、効率の高いコンバインドサイクル方式を採用。ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたもの。最初に圧縮空気の中で燃料を燃やしてガスを発生させ、その圧力でガスタービンを回して発電。

ガスタービンを回し終えた排ガスは、まだ十分な余熱があるため、この余熱を使って水を沸騰させ、蒸気タービンによる発電を行う。堺港発電所は、最新鋭で58%の熱効率。

発電機の起動・停止も簡単で、電力需要に敏速に対応できるというメリットがあり、これは1950年代の火力発電の、約2倍〜3倍もの熱効率。この50年で、火力発電所は「1の燃料」から「約2倍〜3倍」もの電力を生み出せるように進化している。

敦賀でLNGの発電所とタンク基地が検討されているが、コンパクトになったと言えども、平野部の少ないこと、ロシアとの関係、事業者、電力消費、発電ロスなど課題は多い。

堺港太陽光発電所は1万KW、建設当時は日本で一番大きな太陽光発電だったが、いまは十数番にその地位を譲っているとか。私たちが訪れた午前11時頃は天気もよく約7千万KWの電気が発生していた。

ちなみに、現在、九州電力で五島列島に43万KWの大容量の太陽光発電が計画されているとか。 コンパインド発電といい、驚きの進化だ。敦賀市内も太陽光発電がこの4年でも知るだけで10ヵ所近く増えた。 法律での制度の効果は大きいが、一方で電気料金など課題もある。
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