北陸新幹線敦賀延伸での福井の焦り
Date:2015-08-29(Sat)

北陸新幹線開業による石川県、金沢市での経済効果は大きい。富山、福井と比べればまさに一人勝ち。兼六公園など目に見えて観光客が増えているからだ。

福井県や嶺北の焦りを感じる。人口減少が石川県よりも急速に進むなど、観光客数も明らかに格差が生まれている。

その理由はわからないまでもないがハードばかりの議論で、ソフト面がまったく追いついてないことや前倒しの費用増加を誰が負担するか、など検討の甘さを感じる。

昨日の北陸新幹線の金沢・福井間の前倒しを話し合う与党の検討委員会は、開業を2年前倒しして平成32年度とすることは可能だとする結論をまとめた。

検討委員会では技術的に工期の短縮が可能であること、開業の前倒しには最大で約160億円程度の追加の費用が必要になる。

さらに、委員会の結論を受けて「福井まで含めて敦賀までの区間をさらに前倒しして開業する検討などを行う」とする見解を発表し、検討に必要な調査費を来年度予算案の概算要求に盛り込むことを決めたとか。

前倒しを急ぐのもいいが、受け入れの準備など、どの程度か、敦賀市では8年後さえも、ほとんどできていないといっても過言ではない。

一方、昨日、JR西日本は北陸新幹線の延伸計画で、小浜駅と京都駅を通る独自案「小浜・京都ルート」を新たに策定したとか。。敦賀駅から琵琶湖の西側を通って新大阪駅に着く。

すでに3ルートが検討されており、4つ目の案となる。観光需要取り込みや経済効果などで新ルートが有利と判断、政府や自治体に提案していくとか。

今の品川駅、東京駅、上野駅など、地下で結ばれるルートを考えると、ひとつの合理的な案のひとつと思う。

ハード、ソフトも含め地に足のついた議論と検討を進めるべきだ。
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