力量に応じた北陸新幹線を見据えた敦賀駅周辺整備
Date:2015-09-19(Sat)

昨日は議会の新幹線に関する特別委員。敦賀駅構内の新幹線ホーム位置を確認した、あまりにも現駅から遠い。東へ100メートル、北へ100メートルと約200メートルに位置する。

それに木の芽川を背にし、高さ20メートルを超えるホームだけに7年半に迫った工事期間を考えると、やり切れるのか、正直不安に思った。さらに敦賀市が力を入れてきた敦賀駅西の駅広場完成10月5日後の仮広場の利用方法だ。

3年ほど前には福井大学附属国際原子力工学研究所を上回る施設の計画があった。ただ、福島の事故後、敦賀市の財政などを考慮して先送り、見直しとなった。

昨日の特別委員会の理事者の答弁を伺っても、意気込み、やる気と言った気迫を感じることはできなかった。というのも、渕上市長の考えがしっかりしないからだ。また、本来、工事をやろうとするなら、普通なら概略工程があり、それに向かって職員が一丸となって取り組でいなければならない時期だ。昨日も、新幹線開業に向けての課題だけがあげられ、いわば3年前の課題がそのままあげられていたからだ。

これでは7年半後の完成は見直しがあるにせよ、難しいとさえ感じた。逆に、しばらく建物、施設のあり方をじっくりと考えて取り組むのが、いまの段階では最良かもしれない。

新幹線開業に間に合わせての建設となると資金の調達など、基本的な力量、企画力が、いまの敦賀市にあるのか。民間資金の導入を視野に入れたPFIという建設方式があるが、相当な政治力、企画力が問われるだけに、率直に至難の技とも思ってしまった。駅東西の全体計画の大きさを考えると、財政力、企画力を考えると、逆に無理はすべきでないかもしれない。


ところで、3月14日に開業した北陸新幹線が快走を続けている。北陸新幹線を走る「かがやき」「はくたか」「あさま」の利用は前年比257%と大幅に増えた。開業3カ月間の乗客は延べ約246万人と在来線当時の3.3倍に達し、想定以上の走り出しとなった。
 
だが、過去の整備新幹線の開業と同様、沿線の表情は一様ではない。「金沢一人勝ち」を見出しにしたニュースが流れる一方、手放しで喜べない富山市、高岡市など沿線の苦悩も多い。
 
開業14カ月前の2013年12月、金沢を訪れた時には、すでにまち全体がカウントダウン・モードに包まれていた。金沢駅のシンボル、鼓門と「もてなしドーム」が誇らしげにそびえいた。

10年前には金沢城址、近江町市場、金沢21世紀美術館といった観光スポットの整備、金沢駅周辺整備と計画はおろか、それ以上に工事がすでに進められていたことだ。また、日本旅行などへの呼び込みとハード、ソフトの準備が富山市とは確実に違っての結果だ。いまの敦賀市の実情はどうかといえば、当時の、富山市よりもハード、ソフトよりも遅れていることは確かだ。

やれること、やれないことを見定め、力量、企画力に応じた計画で潜在一隅のチャンスと言える北陸新幹線の最終駅、エンド効果を狙うことが懸命とも思う。ハード、ソフト、それだけ膨大な仕事だと、再認識させられた。

 
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