敦賀~小浜~京都ルート
Date:2015-09-20(Sun)

「あはれ秋風よ(略)今日の夕餉(ゆうげ)にひとりさんまを食らひて涙をながす」。の佐藤春夫の歌は高校時代に暗記した。実らぬ恋心に苦しみ、夜の食卓に座る男の孤独と哀切がにじむ。ぴったり合うと言えばそれまでだが、いよいよサンマの季節が訪れた。どうも今年は小ぶりだ。

北海道や三陸産の入荷がピークを迎え、スーパーに秋の彩りを運んでいる。大根おろしにスダチ—が王道だろうが、かば焼きや空揚げもうまいし、マリネやパスタの具材にもお薦めとか。相変わらずの減少傾向が続く。中国や周辺国の漁獲量の増加が原因らしい。これも中国かよと、言いたくなるご時世。

ところで、言われてみれば、これもありかな。福井新聞によると、JR西日本の真鍋精志社長は16日の定例会見で「北陸と関西の流動はかなり太い」と述べ、両地域の関係性を強調し、北陸新幹線の大阪までのフル規格による早期開業を「関西が活性化するための一大プロジェクト」と位置付けた。北陸とのつながりから「京都も大きな拠点」とし、若狭ルートの具体案として京都市中心部を経由することは検討の余地があるとの見方を示した。

正直、気がつかなかった方も多いのではないか。敦賀以西ルートが、未着工で財源措置すらされていないなか、。JR西が検討している小浜市と京都市を通るルートに関し、沿線自治体から歓迎する声が上がっている。金沢観光と京都観光を結びつける案だ。

福井新聞によると、『北陸新幹線の敦賀開業後、特急を福井駅まで乗り入れることが検討されていることについては「並行在来線の問題があり、(福井駅まで)特急を走らせると、新幹線と二重になり、お客さまの取り合いになる。なかなか難しい問題」との認識を示した。」と、これも妥当だ。JR東のリニアといい、高速交通体系は今後、大きく変化する。そのなかでどう生き抜いて行くか、これからの北陸新幹線敦賀延伸に向けた準備作業は正念場を迎える。

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